イッツフォーリーズ公演 ミュージカル「魍魎の匣」
2021年11月10日(水)〜15日(月) オルタナティブシアター
【スタッフ】
原作＝京極夏彦「魍魎の匣」（講談社刊）
上演台本・作詞・演出＝板垣恭一
作曲・音楽監督＝小澤時史
美術＝乘峯雅寛 照明＝三澤裕史（あかり組） 音響＝返町吉保（キャンビット）
振付＝福島彩子 衣裳＝前岡直子 アクション＝渥美 博
歌唱指導＝市川祐子 映像＝浦島 啓（コローレ）
ヘアメイク＝tae（Be-STAFF）、比嘉奈津子（Be-STAFF）
演出助手＝有坂美紀、守屋由貴
稽古ピアノ＝久田菜美、田中和音、井高寛朗
キャスティング協力＝高野重美 舞台監督＝岩戸堅一（アートシーン）
映像撮影＝クラフトマンシップ
主催・企画・制作＝株式会社オールスタッフ、ミュージカルカンパニー イッツフォーリーズ
【出演】小西遼生、吉田雄、北村諒、神澤直也
大川永、加藤将、池岡亮介、熊谷彩春、德岡明、万里紗、横田剛基
宮田佳奈、神野紗瑛子、米谷美穂、金村瞳、堀内俊哉、浅川仁志、森隆二
明羽美姫、鈴木彩子、東城由依、矢野叶梨、近藤萌音、日野七乃葉
駒田一
【あらすじ】
戦後の復興も盛んな昭和27年。
14歳の柚木加菜子はクラスメイトの楠本頼子に、自分たちは互いが互いの生まれ変わりだ、と声をかける。やがて二人は親交を深め、最終電車で湖を見に行く約束をする。しかし、中央線の途中駅で加菜子がホームから転落し、電車に轢かれてしまう。たまたまその電車に乗り合わせていた刑事の木場は、頼子と共に病院へと向かった。そこで加菜子の姉の柚木陽子と出会う。重体の加菜子を救えるのは、「匣（はこ）」と呼ばれている研究所だけだという陽子の懇願により、加菜子はその研究所に転院させられた。
一方、小説家の関口は知り合いの雑誌記者・鳥口と出版社社員の中禅寺敦子と共に、武蔵野の連続バラバラ殺人事件を追っていた。その最中、「匣」のような建物に辿り着いてしまう。そこは「美馬坂近代医学研究所」で、加菜子が入院している研究棟だった。その後、治療中の加菜子は失踪し、姉の陽子宛に脅迫文が届くのだった。
鳥口は怪しい新興宗教の調査をしている中、関口を通して「京極堂」と呼ばれる拝み屋・中禅寺秋彦に相談を持ち掛ける。そこに私立探偵の榎木津礼二郎が加わり、行動を共にすることになり……。
加菜子の誘拐、バラバラ殺人事件、謎の新興宗教……。異なる事象がやがて一つに集束していく。事件の裏に渦巻く「魍魎」とは何なのか。
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12 сен 2024
