メーカーインタビュー！グランドセイコー 二十四節気シリーズ SBGE271 "寒露"とSBGE269 "冬至"【THREEC CHANNEL 第81回】 

コメントありがとうございます。SBGE271素敵ですよね。 さて、ご質問の件ですが、ワインディングマシーンの使用に関しては賛否両論がございます。自動巻き時計の場合、手で巻き上げるより、ローターでゼンマイを巻き上げた方が機械的な負担は少ないです。一方で使用をしていないのにワインディングマシーンにかけておくというのは車に乗らないのにエンジンをかけっぱなしにしておくのと同じようなことで、毎日着用しているのと同じように潤滑油の劣化が進みます。 ワインディングマシーンに関しては他にも色々な賛否両論がありますので、一概にどっちが良いとか悪いとかはないのが実情だと思います。 私見ですが、ご使用される際に手でゼンマイを巻き上げ、時刻などを合わせるのが煩わしくないようでしたらワインディングマシーンは使わなくて良いのかなと思います。その方がオーバーホールに出すタイミングなどは時計の様子を見ながらにはなりますが毎日使用している場合よりも若干遅らせて出してもよいかと思います。またゼンマイを巻いてあげたりすることで時計に対する愛着が湧く人もいらっしゃいます。 一方で、もし使用する際に毎回ゼンマイを巻いたり時刻合わせが億劫だという場合はワインディングマシーンを使用されて良いと思います。時計に対して億劫と思い愛着が湧かなくなるのも勿体ないと思いますので。またワインディングマシーンに入れておくことで部屋のインテリアともなります。 以上、ご質問に対して明確な答えになっていないかもしれませんがご参考にしていただけたらと思います。 今後ともスリークチャンネルを宜しくお願い致します。

コメントありがとうございます。 自動巻きの時計の場合、手で巻き上げるよりはローターでゼンマイを巻き上げた方が中の機械にかかる負担は少なくなります。また、お持ちの時計がネジ込みリューズだった場合はリューズの開け閉めを毎日することになり、リューズのネジ山の摩耗などの心配も出てきます。 もし、時計を止めずに常に稼働させておきたければワインディングマシンを使用された方が良いかもしれません。 ただ、使用しないのならワインディングマシンにはかけずに時計を止めておいた方が内部の潤滑油の汚れや乾きなどが少なくなります。その場合オーバーホールに出すタイミングなども相対的に少し遅らせても大丈夫な場合が多くなります。 また、こち様が同じ時計を毎日使用しており、デスクワークの為、念の為にリューズで10回程度巻き上げているということでしたら、朝リューズを全巻き上げてして、1日生活をし、その後時計を外して何時間で時計が止まるか確認してみてください。パワーリザーブがどの程度残っていたかで手で巻き上げる必要があるか、ないか判断できると思います。その時計のパワーリザーブがどの程度かにもよりますので、もしでしたら時計店に相談してみると良いと思います。