今回乗ったのはアメリカ軍で正式採用された重戦車、M103A1。通称ファイティングモンスター、もしくは120mmガンタンクです。
このM103、当初T34をベースに考案されたT43として開発が進められ100ヶ所にも及ぶ改修を経てようやくこの姿へと行き着きました。
元々IS-3ショックの流れで作られた戦後重戦車達の一両ですが、開発を急いだ為か初期はトラブルや運用上の問題が多く、朝鮮戦争では現地まで運ばれましたが実際はテストのみで、全機の予備兵器化が検討されるほどでした。
とはいえ常に緊張状態である西ドイツ駐屯部隊と、常に実戦を意識しているアメリカ海兵隊では、改修を受けたM103A1として正式に配備されました。しかし本車は60t近い重戦車ということでベトナム戦争には持っていかれることはなく、その120mm砲を実戦で発砲することはありませんでした。
今回はそんなM103A1で前線を突破していきました。本車はやはりアメリカ車両らしくとても素直な性能をしており、使っていてストレスもあまりありません。そもそも冷戦フェーズ1にHTが少ないこともあってか、存在感はすごいです。とはいえ機動戦とスナイパーがメインとなる冷戦モードの環境下ではバカでかHTはマトにしかならないため、しっかりとした立ち回りが重要となります。
WW2モードも冷戦モードも共通ですが、このステージにおける港町エリアでの戦闘では、M103のようなHTはまさに最適と言えます。装甲がある分ある程度の無茶な動きができるので、相手のMT連中よりは戦い方がアグレッシブにいけます。
しっかりと詰め切り相手を殲滅しました。M103A1はフェーズ1でも今後も乗っていきたい車両ですね。
14 окт 2024