作詞:永六輔
作曲:小川寛興
昭和41年10月1日発売 BS-500
B面は「北国の慕情」
この歌は、何と永六輔さんの詞に小川寛興先生が曲をつけるという豪華な顔合わせ。おそらくこの二人による曲は他にはないと思われます。倍賞さんの若い歌声を聞けば聞くほどいじらしさと優雅さが浮かびあがります。しかも、この曲の主旋律・ピアノ・サックスの掛合いが絶妙。間奏などは必然という気がするほど見事です。
また、この曲については、倍賞千恵子の世界の斎藤幸二プロデューサーの解説があります。
ディレクターと作家とのやり取りはたいていこんなもの。ある秋の午後、赤坂の喫茶店で永六輔とコーヒーを飲みながら「永さん倍賞にラブレターを書いてくれませんか」と私。「何?なんで僕が・・・」驚く永。「いえ彼女に手紙を書いてじゃなくて、”ラブレター”をテーマにした歌を・・・です」と私。「なんだ、そうか、いいよ」で、できた詞を見た小川寛興が気に入って、すばらしく美しいラブソングを書きました。吹き込み寸前まで、永六輔が推敲を重ねた詞を、倍賞が見事に歌いきった一曲でもあります。
倍賞千恵子応援ページ
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12 сен 2024