リズム談話の時間　日本人が陥りがちな間違ったリズムの捉え方を解析 

大きい音で弾く＝強調と言う訳ではありません。 逆に重心の落ちる所に音を出さないようなテンプテーションズのマイガールの様なベースラインもあります。 しかし、音のない所に落ちてる感が有るように演奏出来ないと駄目だと言う事になります。 つまり音があろうがなかろうが、強かろうが弱かろうが、早かろうが遅かろうが二拍四拍に落ちてる感がなければいけません。 しかし、これらのご質問にお答えするのは正直あまり有意義な事に私は経験上思えないのです。 つまり、もっとわかりやすいやり方があるからです。 1番わかりやすいのは、スイングもしくはシャッフルの激辛おじさんの動画です。 バックビートで落ち、スイングするのがブルースでありジャズだからです。 悪い例は、まずノリを感じません。それは何故か？ スネアと重心が定まっていないから、リズムが決まって聞こえないのです。 良い方の例は音頭調で最初は決まって、重心をキープしながらバックビートで決めています。重心でスイングしています。 この時にメロディ時代はひっくり返ったかのような印象を受けられるかもしれませんが、それはフレーズの字余りによる錯覚でしかなく、つまりリズムは何も変えていません。 つまり日本の頭重心のメロディを、丸のまま四拍目から初めると、バックビート重心になると言う話です。 日本の頭重心のままを一拍目ではなく四拍目から始めて、途中でテーマのメロディに替える。 こうすると計算上、重心がそのまま合致し、辻褄が合うと言う事です。 これの重心を変える事なくキープしながら演奏し続けた時に、違和感を感じない日本人は殆どいないと思いますが、録音を後で聞けばどちらがアメリカの音楽に近いか？一発でわかります。 つまり違和感を感じるのは頭重心で音楽を聞き、反射的にそのリズムで取ってしまっているからだという事に他なりません。 まず、譜面や理屈で考えないで、その感覚をマスターするまでやり込むと言うやり方をここでは紹介しています。 マイルスのウォーキンのイントロを頭重心で四拍目に入れて重心をくずさず二拍目からテーマに入る練習は、二拍目からメロディが始まる曲にはそのまま適応できます。

@@backbeatCEO 経験を踏まえた上での貴重なご回答、本当にありがとうございます！ 以前の動画内での正しい手拍子を感じながら、スイングして2.4で落ちるようなイメージをもって練習してみたいと思います。 もちろん、コテコテ曲を4拍目から始めるのも同時にやってみます。 毎回、貴重なご意見ありがとうございます😊

良いものですが別物です。 二拍、四拍に音を出す＝重心 ではありません。 その理屈でいけば日本の何ちゃって2,4もスネアが入っているからと言う事になりますが、そうならないと言った所でしょう。 テンプテーションのマイガールのベースラインは2,4に音を出してすらいませんが、そこに明確にリズムの重心が有ると言った所なのです。 逆に別物だと思って楽しんだ方が、私は面白いと思われます。

@@backbeatCEO 早速の返信有難うございます！ ブルースもジプシースウィングも共に好きなのですが、 グルーヴ感が違う種類の感覚がある気がしたので質問させて頂きました。 意識を変えながら演奏してみようと思います。 これからの動画も楽しみにしてます！