オーストラリアにワーホリビザで渡航した人が、「炊き出し」に行列に並んでいるというニュースが話題になりましたね。
資金不足や英語力不足が貧困の原因とされていますが、私はこのビザの仕組み自体に問題があると思います。
オーストラリアは1年目の滞在中、特定の地域で特定の労働をすることで、2年目のビザを取得することが可能です。
この特定の労働は、
・僻地
・収入が不安定
・過酷な労働条件
である事が多いです。
オーストラリアに住んでいる人がやりたがらない仕事を、ワーホリのセカンド・サードビザの取得条件としてすることで、
オーストラリアの人手不足を補っています。
このセカンドビザの条件は、ワーホリメーカーにとって魅力的に思えます。
最短3ヶ月でプラス1年間滞在・就労できるビザが貰えるんですから。
就労ができるビザって取得が難しいんですよね。だから、ワーホリに来た人はどうしてもセカンドビザを取りたくなります。
現実問題、仕事を見つけられたとしても
・悪徳ファームに行ってしまう
・直ぐにクビになる
・シーズンが終わって仕事がなくなる
ことは日常茶飯事です。
都市に住んでいれば、自宅から通える仕事先を直ぐに見つけられますが
僻地の方だと、仕事を見つけるために再度引っ越すこともあります。
こうした現実を知らずに、ワーホリに来る人が貧困に陥ると語られてしまうのは違和感があったので、
私の経験をもとに動画を作りました。
17 сен 2024