令和6年 2024年9月1日(日)
第18回登米市民俗芸能大会
登米市豊里町新田町
稲荷神社附属上町法印神楽保存会 道祖
胴取:酒井 正隆
笛: 及川 慎 、及川 竜
舞人
猿田彦神:勝又 雅也
※演目解説
天の道・地の道・人の道を正しく導く神として崇められている猿田彦神の舞であります。天照大御神から八尺の勾玉と鏡と草薙剣を授かり、大国主神から渡された豊葦原瑞穂の国を統治するよう命令された天孫邇邇芸命(てんそんににぎのみこと)が天降りしようとした時、その道中の天の八衢(やちまた)に、上は高天原を下は葦原中津国を照らし輝かしている神がいました。天宇受売命が尋ねたら猿田彦の神で、邇邇芸命をご案内する為にお待ちしておりましたと言います。邇邇芸命は迷わず天降りされました。
夜神楽の初舞として舞われる事が多く、神・人の道を先導する舞と言われ、地舞として最高の舞とされています。神楽通が楽しみにしている演目の1つでもあります。三宝にのせられた米を四方と天の神に散米し、祝詞を奏上し神諷(かんなぎ)を唱えることから「播種の舞」ともいわれ、新築祝いに舞われる事もあります。
※上町法印神楽本より参照
16 сен 2024