中国と南アジア諸国の2023年の貿易額は、2013年と比較して倍の2000億ドル近くに達した。中国商務部の李飛副部長が9日明らかにした。
李副部長によると、2013年に第1回中国・南アジア博覧会が雲南省昆明市で開催されて以来、中国と南アジア諸国との経済貿易往来は良好な発展の勢いを維持し、その成果は双方の人民に恩恵をもたらしている。
また中国は、パキスタン、バングラデシュなどの国の最大の貿易パートナーとしての地位を継続的に強化しており、南アジア諸国からますます多くの商品が中国市場に進出し、中国の消費者に愛されている。さらに、中国・パキスタン経済回廊の建設が着実に推進され、カラコルム・ハイウェイの改良など一連のインフラプロジェクトが順調に完成し、現地の雇用と経済発展に寄与している。
商務部と雲南省人民政府が共催して23日から28日まで昆明で開催される第8回中国・南アジア博覧会について、李副部長は「今年行われる中国と南アジア諸国の重要な貿易交流活動の1つだ」としている。
＜商務部 李飛副部長＞
「中国・南アジア博覧会はすでに中国と南アジア諸国が経済貿易協力や人的交流を展開する重要なプラットフォームとなっている。各方面の共同の努力の下で、開幕への準備がほぼ整った」
現在までに約2000社の企業が第8回中国・南アジア博覧会への出展を申請している。そのうち半数近くが南アジアや東南アジア諸国の企業だ。また、南アジアパビリオンが1か所から2か所に増え、パキスタンの展示エリアも設置される。
＜雲南省商務庁 楊沐庁長＞
「今回の中国・南アジア博覧会では、コーヒー産業パビリオンが初めて設置され、出展企業は150社を超えている。そのパビリオンには雲南省内のコーヒー主要生産地が集中的に出展し、国内の関連企業や南アジア、東南アジア諸国の特色あるコーヒーも展示される。館内ではコーヒードリップの特別イベントも開催される予定だ」
22 авг 2024
