いつもご視聴ありがとうございます。
昨日の皆様方からの反響には少し驚きました。
スタッフ皆のノリで作ったまかないガールズのオープニング。
いや。確かにめちゃ可愛いです。
でも彼女たちそれだけではないんです。性格も良くて優しくて賢くて一生懸命で。もうそれはそれはまじキモいおっさんだけにとどまらず老若男女誰しもの心を鷲掴みにされてしまいそうになるんです。
「天は二物を与えず」と言いますが、与えちゃってますねコレ。しっかりと。
そして皆様方からの心温かいコメントが、更なる彼女たちのヤル気に繋がると思いますので何卒応援のほどよろしくお願い致します。
というわけで、今日はまかないガールズ一切出ません。
可愛いコたちを前にオッサン達がキャッキャッしてるばかりでは本末転倒なので、たまには真面目な仕込み動画も紹介させて下さい。
ところで中華一筋厨房では様々な香味油を作っています。その中から今日ご紹介させていただくのは「花椒油（ホアジャオユ）」です。
最近ひそかなブームと言われる「マー活」の必需品でもあり、こと四川料理には欠かせないスパイスのひとつでもあります。
日本における中国四川料理の代表である皆様大好きな麻婆豆腐にも、もちろん使用されており、あの舌がしびれるような感覚、これが『花椒』の真骨頂です。
『花椒』の特長は、何と言ってもその芳醇で華やかな香り。口の中がパッと華やぐようなフルーティー、かつフレッシュな香り、後から舌がしびれるような感覚。特にこのしびれにハマる人が増えているようです。
そしてこのしびれるような感覚は四川料理では『第六の味覚』と呼ばれているそうで、『麻味（マーウェイ）』という花椒のしびれと、唐辛子のヒリヒリと熱くなるような辛さの「辣味（ラーウェイ）」
四川料理では、この「マー」と「ラー」のバランスが美味しさの肝と呼ばれているようです。
そしてこのバランスが決まった時、食べた者が病みつきになってしまうということです。
ということは、とっても重要な役割を担う油、ということになります。まさに中国四川料理界のKING OF OIL.
仕込み方は、まず青山椒と花椒を水に二時間浸します。そのあとザルにきってまた二時間放置。
水気がなくなったあと最大限に熱した白絞油をかけながら混ぜていきます。
そしてある程度かけ終わったら一週間放置して香りを落ち着かせます。
丁寧に濾したら出来上がりです。
出来上がった花椒油は料理の仕上げにほんのちょっぴりかけるだけ。一瞬でマーウェイの素晴らしい世界に飛び込めてしまいます。
そしてそして！油と言えば忘れてはならないのが「最上級の極上カス」です。
皆様ご存知の通り中華一筋厨房での「カス」の存在はとっても尊く、偉大で、計り知れない旨味を持っているのではないか？と思わせる涎タラタラの貴重な存在です。
今回の花椒は細かく砕いていないため、ビジュアルも艶々輝きを放ち、カスの括りの中ではスーパーという称号を与えたくなってしまうほどの極上カスで、きっとどんな食材とも相性抜群！心を癒してくれる八方美人ような存在ではないでしょうか。
それはもはや歌舞伎町№１キャバ嬢。
そんな可憐で愛おしいNo.1とイチナベさんのアフター。いやいや！カス賄いは如何に！？
「極上カスで作った賄い絶対に美味い節」検証。
やっぱり中華一筋厨房は今日も賑やかで和やかです。
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中華一筋 Chinese devoted
4 ноя 2019
