プロレス・ノアの武藤敬司が２月２０日、都内で引退試合前日の会見に出席した。対戦相手の内藤哲也も登壇し、１９９７年、自身が生観戦した武藤と橋本真也の試合を見て、武藤という存在に惹かれていったことを語った。
プロレス界のスーパースターを前にしても内藤節は変わらなかった。「差を見せつけた上での完封勝利」を宣言し、「リング上で白く灰になっていただきます」と豪語した。さらに、「わくわくしている俺自身に言いたい。トランキーロ、あっせんなよ」とたかぶりを抑えた。
ただ、２５年前に目の当たりにした武藤の試合が、プロレスの世界に入るきっかけとなったことは惜しげもなく語った。９７年６月５日、日本武道館大会での橋本真也戦。ＩＷＧＰヘビー級王座に挑んだ武藤は返り討ちにあったが、その敗者の姿に内藤は惹かれたのだという。
武藤は両ハムストリングの肉離れの全治期間６週間まで、あと２週間残しており、万全とはいえない。そんな中でも「リングまで来てくれたら、俺がおいしく料理しますんで」と不敵に憧れの存在に語りかけていた。
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4 окт 2024
