作詞：福山たか子
作曲：フランシスコ座波
編曲：小川寛興
昭和48年1月15日発売 花／日本の詩をうたう・第３集に収録。
この曲の解説は、まず、倍賞千恵子の世界の斎藤幸二プロデューサーより。
作曲者フランシスコ座波は沖縄出身の父母を持つハワイ人二世です。裕福な家に生まれた彼は日本の中学を受験して失敗します。音楽家を目指して服部逸郎を頼って再来日して、昭和16年(1941)、戦争必至になり一年足らずでハワイに戻り、24年に34歳で他界しました。彼が日本にいる頃、すでに持っていたという曲で、戦時中、日系米軍兵たちの間で歌われていたものが、戦後の27年、近江俊郎の歌でヒットしました。
なお、この曲の3番の背景画像は、私が最近はやりの画像生成ＡＩツールを利用して描いたものです。『黒い煙をはきながら出港する客船を見送る女性』と入力して描かせたらこんな絵が出てきました。正確には出港ではなく入港しているようにも見えますが、なんともすごい時代になったものです。
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24 авг 2024
