北の湖の天皇賜杯 3 

いやー凄いですね、保志大乃国隆の里千代の富士と後々の横綱を倒しての優勝流石ですね。貴重な歴代横綱同士の対決を見れたことに感謝です。

やはり北の湖全盛時代は、千代の富士を問題にしなかったのかなあ、と感じます。四つに組んだら、右でマワシを取ったら北の湖、って感じです。

49年初場所の初優勝から57年初場所23回目の優勝までは、4場所以上続けて優勝を逃した事の無かった大横綱。 その横綱が怪我を克服して14場所ぶり24回目の優勝。インタビューで終始笑顔でしたね。

この相撲の北の湖、北天佑、隆の里、全員鬼籍に入ってしまったのか。 残念でならない。

よかったわけではなくて当時だってつくのがよいとされていましたが、つかないのが常態化していたのです。 実は北の湖最後の優勝の翌場所から、立合いの乱れを是正する指導がなされています。

昇進したては私も千代の富士を色眼鏡で見ていました。勢いだけだろうと思って。ところがある場所での北ー千代戦で、左四つになり上手がとれずに左半身の北の湖を、千代の富士が左下手を引きつけただけで体を浮かせてあっさり寄り切った記憶がありまして驚きました。おそらく輪島を含めてあの時代に北の湖にこういう勝ち方ができる力士はいませんでした。やはり横綱なんだと思いました。

手を土俵につく立合いは北の湖の当たりの強さを弱めたと思う。

81年3月場所は21回目だろ

朝潮になんで弱かったのが不思議だ。’７勝１３敗

23回目の優勝は、逆転優勝。これは、それまでの優勝は、先行逃げ切り。しかも、千代の富士から優勝を奪還したのが、良かった。

輪島が引退。2代若乃花は途中休場。