北朝鮮が発射した新型ミサイル。北海道に「Jアラート」が出されたのは子どもたちが通学する時間帯でした。その時、学校はどのように子どもたちに呼びかけ対応していたのでしょうか。
山上暢記者
「Jアラートが鳴りました札幌市中心部ですがスマホからJアラートが鳴り情報を見ているという方の姿があります。北海道周辺に落下する可能性があるというJアラートが出されました」
地下鉄のアナウンス
「ただいま北朝鮮からミサイルが発射されたという情報が入ったため地下鉄は全線発車待ちとなっています」
通勤・通学の時間帯に交通機関がストップし、各地で大きな影響が。こうしたなか、札幌市内の通学路では…。
及川大地記者
「Jアラートが出されている時間ですが、いまも学校に通う子どもたちの姿がみられます」
「Jアラート」が出たあとも、普段と同じように学校に向かう子どもたちが。
Jアラートが出たのは午前7時55分。「落下の可能性なし」と発表されたのは午前8時16分で、ちょうど子どもたちの登校時間帯と重なっていたのです。実際にどう対応したのか、小学生の保護者に話を聞いてみると。
小学4年生の母親
「みんな一緒に登校中に携帯が大きな音鳴ってなんだろうと思ったら他の保護者の方がJアラートと教えてくれた」
小学生の母親
「(どうしていいか)分からないときにメールがきてありがたい」
小学校からのメールこれは、札幌市内の小学校から実際に保護者宛てに届いたメールです。
「まだ登校していない児童は各家庭で待機してください」メールが届いた時刻は午前8時。「Jアラート」が出されてわずか5分後です。札幌市内の多くの小学校でメールなどの連絡がいち早く回っていたそうです。
高橋海斗記者
「山鼻小学校ではJアラートが発信された直後、8時2分に学校のHPに安全を確保するようにと掲載されました」
「Jアラート」が出されてからわずか7分後、保護者向けにホームページで呼び掛けたのは、札幌市中央区の山鼻小学校です。すぐに職員がホームページを更新し、保護者宛てのメールも送ったそうです。
札幌市立山鼻小学校佐野浩志校長
「歩いている子供たちもあの時間なので結構いましたので、子供たちを校舎の中に誘導する、先生たちはすぐ窓のそばから離れるんだよという指導をしていました」
こちらの小学校では、市の教育委員会のマニュアルに沿って、昨年度から、「Jアラート」が出された場合の対応を保護者や子どもたちに伝えていました。
札幌市立山鼻小学校佐野浩志校長
「事前に準備をしているということが1番大事になるかなと思います」
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15 окт 2024