長崎県 南島原市南有馬町にある、原城跡は1637年「島原 ・天草一揆」(島原の乱)があったところです。
当時の領主から重い年貢の取り立てにより苦しんだ農民達が、この頃廃城になっていた「原城」に立てこもり起こした一揆は、幕府により宗教戦争とすり替えられ、その後のキリシタン弾圧、鎖国と日本の歴史を大きく変えた日本一大きな一揆と言われています。総勢3万とも3万7000人とも言われる人が亡くなり、村は全滅、鎖国体制の中で長崎、天草地方の信徒の潜伏のきっかけとなった舞台として、平成30年6月「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」として世界文化遺産に登録されました。
11 июл 2018