四阿山、標高2,354m。
当日は天候に恵まれ、頂上に到達すると、360度にわたる壮大な景色が目を奪う。
一方、地面は雪に覆われ、森林限界を越えた高地では、生き物の気配もなく、さらにこの日は風もほとんどなかったことで、耳からは何の音も届かない、静寂がただただ漂い続ける無音の環境を体験した。
やがて数分もすると、脳内で鈴虫の鳴き声のような音が鳴り始め、無音であるはずなのに、まるで山中で鳴いているかのような現象に陥った。
これは幻聴なのか？
それともこれこそ人が無意識に描いているサウンドスケープなのだろうか？
この山行での「無音を聴く」という非日常的な体験は、私の創作活動においてだけでなく、社会の一員として、多様性を尊重し持続可能な社会の構築を目指すことにおいても、さまざまなインスピレーションをもたらしてくれた。
FeLid
撮影と編集：矢野弘道
/ ya_habit
/ ya_habit1
サウンドデザインと写真：オータケコーハン
t.co/D9miKdCh2m
谷田氏
/ bisour
/ anten_aki
トラックメイク：FeLid
x.com/64thnote
t.co/ovwQmeaOP0
/ felid_kazutoshieguchi
tenjiku channel
25 июн 2024
