国の名勝「金平成園」（青森・黒石市）　お盆に合わせて仏間を特別公開　黒石市長「縁側に座るだけで悩みなどから解放、リフレッシュしに来て」 

国の名勝に指定されている青森県黒石市の庭園「金平成園」で、仏間が特別に公開されています。
「金平成園」は、津軽地方で独自に発展した「大石武学流」の庭園です。実業家・加藤宇兵衛が、明治時代、著名な造園家たちに依頼して造られました。
園内には、別荘や迎賓館として使われていたと考えられている「旧加藤家住宅」があり、期間限定で特別公開されているのは、その奥座敷にある、普段は閉ざされている仏間です。
３畳ほどの空間にたたずむ大きく貴重な仏壇が存在感を放っています。
【黒石市　髙樋憲市長】
「仕事でいろいろ悩んだり、普段の生活で苦しい場面があったり、そういう時にはぜひ金平成園に来ていただいて、縁側に座るだけで、自然とそういうものから解放される」
「リフレッシュしていただければありがたいというふうに考えています」
「金平成園」の仏間の特別公開は、８月１８日までの午前９時半から午後４時まで行われています。