航空自衛隊小松基地所属のF15戦闘機が墜落した事故で、航空自衛隊は13日までに海中からパイロット2人の遺体を発見しました。
現場では海底で発見された機体の引き揚げ作業が始まりました。
1月31日、航空自衛隊小松基地のF15戦闘機が小松基地を離陸した直後に日本海に墜落しました。
戦闘機には田中公司一等空佐、植田竜生一等空尉の2人が搭乗していました。
航空自衛隊は11日に海中でパイロット1人を発見し、もう1人も13日に発見されました。
いずれも小松基地に搬送後、死亡が確認されました。
これまでの捜索で、墜落した機体の水平尾翼やブレーキの一部などの部品が回収されています。
また、海底からは機体番号や部隊のマークが入った垂直尾翼の大部分が見つかりました。
戦闘機が墜落した現場付近には14日午後、民間のサルベージ船が到着し機体の引き揚げに向けて作業を始めました。
航空自衛隊では引き揚げた機体を調べるなどして事故の原因究明を進めることにしています。
15 сен 2024