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夜噺会 第209回 「汽笛一声・漢籍和書の旅」 酔古堂剣掃・観月篇 

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論  述: 曽川和翁
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挿入曲 : 『臥竜』
作  曲: 曽川和翁
音楽編曲: 佐孝康夫
ピアノ演奏:野原舞花
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動画監修&イラスト:曽川あや
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使用音声ライブラリ VOICEVOX:九州そら
【汽笛一声・和書の旅/酔古堂剣掃・観月篇】
現代はあらゆるところで、時間が短縮されている。
だが時間が短縮されたことによって、人はその分、ゆとりと余裕が持てたのだろうか。
むしろ反対に、一層忙しくなったのではあるまいか。
これこそ現代という時代が、常に分単位、秒単位で、時と場合の変化や、季節の変わり目を見る事なく、生きねばならない多忙で、特殊な時代に居る事になる。
則ち現代人は時代のターニング・ポイントを生きているという事になる。
つまり転換点とか、分岐点ということであり、この時代を過去の例から、緯書的に学べば「どんでん返し」が起こる時代という事になる。
どんでん返しは、善い方に変化するのか、悪い方に変化するのか、時代の分岐点になってみなければ判別はつかないが、人類の有史以来の歴史からみて、転換点は悪い方に傾き、大抵悪い場合に変化する事が多く、それを修正しようとして、后(のち)に復元力が働く。
復元力は作用に対しての反作用であるから、最初に悪い作用が起こり、これを正そうとして反作用が起こるのである。
これから考察すると、現代は悪くなる途上であり、それからの日本は益々悪くなり、「どん底に落ちた」のち、修正する為に反作用が起こるのである。
物事は悪くなって、悪のどん底に堕ち、この悪を修正しようとして反作用が起こるのであり、まずは悪くなる時空へと、日本は突入する事である。
少なくとも2024年後半頃から2050年までの約25年間であり、
この分岐点では生き残る者と、そうでない者とが篩に掛けられて選別されるということである。
そして分岐点には、おそらく阿鼻叫喚(あいび‐きょうかん)の生き地獄が出現することになるであろう。
時間に追われ、多忙に迫られ、偓促(あくせき)して生きている現代人は、どう言う訳で、なお一層偓促して生きる事を強いられねばならないのか。
これこそ現代人の宿痾(しゅくあ)で在り、何という悲劇であろうか。
現代人は、レジャー1つ楽しむことさえ、偓促している様に思える。
精神的には、心にゆとりがなく、目先のことに追われて、こせこせと気忙しくして、事を急いでいるのである。
行楽シーズンともなると、どこの観光地も一杯であり、大群と化し、衆をなしている様に見える。
そのうえ家族サービスというものがあって、これすら義務化しているのではないかと、感じさえするのである。
義務化した一連のプログラムは、好きだからやるとか、楽しいからやるというのは別にしても、
心の何処かに「行かねばならない」という強迫観念があるのではないかと思えさえするのである。
夏は海に行かねばならない、あるいは山に登らねばならない、冬はスキー場に出かけて楽しまねばならないの、「ねばならない」という意識があって、その意識すら性急(せっかち)にし、その為に益々多忙になって、物事を複雑にしているのである。
これでは自然を観て、愉しむという感性すら、喪失してしまうのである。
自然を観て愉しむという感性の中に、喩えば「月見」という月を観る愉しみが往時の日本人にはあった。
これが心に、ゆとりと余裕を育んでいた。
そこで漢籍和書のうち、最初に嚮う旅は『酔古堂剣掃』に出典されている「観月百態」である。
『酔古堂剣掃』は、江戸期、下級武士たちの教養の書として、最も愛読された、陸紹珩の読書録であり、『菜根譚』以上によく読まれた書籍である。
寒潭は澄み切った夜の深い淵で眺めるのがよく、「寒潭の月」ともいう。
また寒潭の時は、絶壁に在ってそこで眺めるのもいいものである。
ところが山頂の絶敵に佇んで月を眺めるという発想は、凡人にはなかなか湧いてこないし、気づかない。
修行者ならば、臨死体験を身を以て体験せねばならず、自らの佇まいを感得すれば、主峰の南側は緩やかな山稜であり、北側はジャンダルムの断崖絶壁である事を知る。
北壁の断崖絶壁では、少しでも足を踏み外せば、一気に奈落の底へ顚落という、死との隣り合わせであり、修行とはそういう立場にいるのである。
そのギリギリの所に身を置いて、道を学ぶというのが修行者の立場である。
この臨死状態にあって、九死に一生を得るものでなければ、その道の求道者は本物ではない。
然るに寒潭の月は、「絶壁に宜し」というのはなかなか蘊蓄がある言葉である。
次に断崖絶壁ほど剡くはないが、同じような場所が高閣であり、高い建物から月を観る。
この観月法もなかなかいい。
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Опубликовано:

 

22 окт 2024

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