今回は神近が長崎バイオパークの楽しみ方をおさらいしてみました。動物たちが自由で、動物の世界にお客様が入っていって、動物との間に境がない世界が味わえます。
ふだんの動画の中でも出ているとは思うのですが、いつもは動画としての企画もあるので、より純粋に魅力をお伝えしたいと思います。
#カピバラ #capybara #キツネザル #lemur
神近です。
私はバイオパークで動物たちをみていると、「人間と動物が喧嘩することなく暮らしてきたもう一つの世界線」に来たような気分に今でもなります。
ビーバーが散歩しているのを眺めている人間の上をキツネザルが跳んでいたり、人間とカピバラが一緒にストーブにあたっていたり。さらに今はツバメが巣を作って子育てしていたり、野生生物もいます。ノウサギやアナグマがやってくることも割と普通です。
最近は「動物と人間の世界は交わらないほうがいい」というような理論をが増えたなと感じます。ツシマヤマネコの生息環境として、水田が重要だという事実について、彼らはどう考えているのでしょう？水田は人間の営みです。
一切人間が入れないような、自然環境を残して保護すべき動物たちがいるのは事実ですが、「だから全動物種がそうである」というのは、論理の飛躍です。
バイオパークにくると、カピバラと人間が同じエリアで両方幸せに暮らせる可能性があることは、一目瞭然でしょう。
都会であっても野生生物は住んでいて、動物と人間の世界は隔絶できていません。田舎と比べると数も種類も少ないですが、それは人間が彼らの居場所を奪ったというだけです。「理想的な人間と動物の隔絶」からは程遠いでしょう。
田舎に住んでいるとノウサギやタヌキの住んでいる場所と、人間の住んでいる場所を完全にわけることは不可能だと感じます。もちろん、クマやイノシシのような動物もいて、彼らと同じ世界に住むことは、お互いにトラブルがあったり課題があったりするのも事実です。でも、完全に彼らを追い出すことよりは、一緒に暮らせる環境を模索することが正解のように思います。
ツシマヤマネコの例のように、人間の営みと密接にかかわって生きてきた動物たちもたくさんいます。共存に必要なのは、飛躍した論理ではなく、知識と経験に基づく正しい理解ではないでしょうか？
動物たちをより深く理解することによって、それぞれに合った共存の仕方を探す場所として、バイオパークが発展していってほしいと思っています。そして皆さんが動物をより理解する経験ができる場所に。
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フリー動画素材：ナカネオ
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27 июл 2024
