大江健三郎氏追悼緊急配信！『島田雅彦と語る大江健三郎』（2023年3月18日放送・前半無料パート）出演：島田雅彦・白井聡、司会：ジョー横溝 

何年か前に大江さんが息子さんと一緒に買い物をされている姿を拝見したことがあります。とても子煩悩な様子でした。ご冥福をお祈りします。

大江健三郎の訃報を聞いて、手元に一冊だけあった著書『さようなら、私の本よ！』が長年積ん読のままだったので、申し訳ない気持ちとせめてもの供養にと読み進めています。 そこで大きな主題として挙がっているのがテロリズム、といっても9.11後の状況を受けてということですが、島田さんの『パンとサーカス』の前哨としても読める作品だと思いました。 他にも三島由紀夫の死、伊丹十三の死についての作家の思考や受けた傷の一端を知る貴重な読書体験となっています。

よーし、読んでみます

静かな生活、読了しました

初期作品に関するお話がおもしろかったです。はるか昔に拾い読みをしていたのですが、最近になって初期作品を再読すると、その先鋭さに圧倒されました。ノーベル賞作家として神棚に上げてしまうだけではもったいないと思いました。

思うのは、知の巨人とか超越者みたいな人は存在しない。どんなに立派だと思われている作家でも子供の頃に育まれた価値観からは逃れられない。あくまでもそれを在るべきものとして受け入れて乗り越える、その過程や導きだした答えを詩、小説、絵画、音楽、映画、演劇、論文、政治運動、起業活動として やるのかなと。

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よっしゃ！大江健三郎読むぞ

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岩波文庫に、 『渡辺一夫評論選 狂気について 他二十二篇』 清水徹(著者),大江健三郎(著者)があります。 戦後の日本で、真の意味で平和な世界を願った渡辺一夫さんが、平和のための戦争などウソであり、まやかしである。平和のために戦争するなどナンセンス極まりないと述べます。

大江健三郎、石原慎太郎、開高健、江藤淳…