「小唄 菖蒲浴衣」 この曲は「長唄 菖蒲浴衣」の一部、「青簾‥‥」の部分を小唄調にした作品です。「長唄 菖蒲浴衣」は安政6年、五代目芳村伊三郎氏の襲名披露公演で初演された作品です。端午の節句の描写、隅田川の風景など、初夏の情景を表現した曲です。「青簾‥‥」の部分は、隅田川の船遊びの風情を表しています。振りの始めは、下手袖からの登場です。振りの終わりは下手袖に入ります(音は残ります)。
8 сен 2024