10月1日に79歳で死去したアントニオ猪木さんの追悼興行『INOKI BOM-BA-YE × 巌流島 in 両国国技館』(28日開催)の記者会見が9日、都内で行われ、RIZINファイターの矢地祐介が参戦し、元K-1王者の木村フィリップミノルと対戦することが発表された。
先月に行われた第1弾会見で、RIZINからのファイターの参戦が発表されず、令和猪木軍の総監督・小川直也は不満をあらわにしていた。この日の会見でも冒頭では若手選手の試合の発表が中心だったが、記者からのRIZINファイターについて聞かれると、小川が突然声を荒らげ「こんな退屈な会見、誰も興味ねーよ!どうなってんだ!」と谷川貞治プロデューサーに詰め寄る。
そんなとき、RIZINの榊原信行CEOが謎の白覆面を伴って会場に到着。RIZINが自信を持って送り込むファイターとして紹介された白覆面がマスクを取ると、まさかの矢地祐介だった。最近の格闘技事情に疎い小川は「すごい選手なの?」とピンときていなかったが、谷川氏が「RIZINの本物のトップ選手です!」と紹介すると、一気に笑顔になって榊原氏に感謝した。
試合への意気込みを聞かれた矢地は「僕は自称・お祭り男なので、お祭りっぽい大会なら参戦するしかない」と明るく話したが、対戦する木村については「なんの人でしたっけ、っていうイメージ。K-1を辞めてボクシングに行くと思ったら、この大会に出てるんで」と指摘。
これを受けて、当初は矢地へのリスペクトを口にしていた木村も「僕は僕の人生を背負ってやってきた。今の言葉を聞いてより気合が入った。早くぶっ倒したい」と闘志をあらわに。気になるルールについては後日発表となったが、谷川氏は「1ラウンドは3分のキック、2ラウンドは5分のMMA」というミックスルールの可能性を示唆した。
また、かつては『PRIDE』や『ハッスル』で共闘してきた小川と榊原氏は、久しぶりの壇上での再会となったが、RIZINトップファイターを送り出した榊原氏の男気に小川もうれしそうな笑顔を見せていた。
この日はそのほか、キックボクシング『KNOCK OUT』王者の龍聖VSムエタイのダウサコン・モータッサナイ、元ベラトール世界ミドル級王者のラファエル・ロバト・ジュニアVS空道の岩崎大河、さらに5歳で猪木さんから闘魂を注入されたという19歳の新鋭・中谷優我の格闘技デビュー戦も発表された。
【関連動画】
小川直也、安田忠夫の突然の乱入に大慌て 貴賢神を連れ込み直談判 『INOKI BOM-BA-YE × 巌流島 in 両国国技館』記者会見
• 小川直也、安田忠夫の突然の乱入に大慌て 貴賢...
#アントニオ猪木 #小川直也 #榊原信行
28 сен 2024