小椋佳 - 琵琶の演奏　Ogura Kei - Biwa Performance 

J'adore Kei Ogura, c'est mon chanteur japonais préféré !

確か、「渡良瀬川」という小椋さんのアルバム(ＬＰ)に、ほんの少しだけですが彼のお父さんの琵琶歌が入っていました。それは、琵琶歌のひとつの手法でしょうか、声が柔らかく優しく裏返っていくところに独特の魅力的なものでした。今こうして 息子の佳さんで聴きますと、謙遜しているが「流石」と思わせるところがあります。貴重なシーンをありがとう。

ステージ以外での小椋佳さん、琵琶をひいている少し照れているようなところ、また違う一面をみることができてたのしいですね。

うまい❤

コンサートでは琵琶を引く演奏を拝見させてもらいまさたが、それいがいでのえんそうみるのはじめてです。

hhhiiiisssss analog?

小椋佳さんが琵琶もお出来になるとは存じませんでした。 元銀行マンから一世を風靡した歌手になられたというだけでも異色の経歴ですのに、 琵琶まで弾けてしまうとは、只者ではない「凄いおじさま」ですね。 ところで「Abiko」って、千葉の我孫子ですか？それとも関西の安孫子ですか？

本職の琵琶演奏家さんの撥遣いと見比べて感じましたが、 小椋さんは、手首のスナップを利かせて撥先から動かして弾くのではなく、 肘から撥先まで一本の筋金が入った様に殆ど動かず、 手首から腕ごと纏めて動かして撥を扱い、演奏しておられる様に見受けます。 同じ薩摩琵琶の熊田かほりさんの演奏ビデオをいくつか拝見しましたが、 彼女は、まず撥自体が、これを持つ手首から動いており、腕は、動く手首に付いてくる様にして動いています。 従って、激しいダイナミックな動きをしていても、撥裁きの所作は非常にエレガントで滑らかです。 それに引き替え、小椋さんの撥捌きは、腕から撥先まで一本の通し棒が入っていて、 それこそ腕に関節のないロボットか何かが演奏している様で、事実殆ど手首が動いていません。 従って、演奏する音だけ聴いていると凄く玄人はだしの演奏ですが、見た目が大変素人っぽいです。 こんな弾き方でいいんでしょうか・・・。 琵琶を演奏した事が全くない私でも、この様な撥の扱い方は間違っているのではないかと感じてしまいます。 現に、プロの演奏家はこんな腕遣い、撥遣いをしていませんでしたから。 因みに、私が演奏しているお三味線でも、手首のスナップを利かせて撥を扱い、 基本的に、肘を支点にして腕全体で撥を捌くような事はしません。 何故なら、そんな弾き方をしては、細かいフレーズが絶対に弾けないからです。 ピアノだってそうです。手首の力が抜けていなければ、手首から先で演奏していなければ、 絶対に小回りが利かないからです。 小椋さんが普段お弾きになるギターだってそうだと思います。 ドラムや和太鼓などの打楽器だってそうだと思います。 以上の事から考えて、申し訳ございませんが、小椋さんの撥遣いは、絶対に正しくないやり方だと感じます。 どんなプロの琵琶演奏家でも、小椋さんのような腕遣いはしておられません。 これは他のRU-vidビデオを見れば一目瞭然です。誰一人、小椋さんの様な弾き方をしていません。