小野坂昌也、置鮎龍太郎、神谷浩史。この２年ですっかり変わってしまったアニメ業界 

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コンテンツが細分化され過ぎて色んな作品が共倒れしてるのは確かだよな。 あとこの番組のこの3人のテンションが1番好きだなぁ。

昔は「アニメ化」ということは一つの大勲章だったけども、 今はTVやネットの放映枠があるからまずなんらかのアニメを何本制作しましょうっていう話ありきで、 その枠に突っ込めるだけの、とりあえず見れる作品をアニメ化する、っていう流れな気がするので、 １シーズンにおけるアニメは玉石混交だし粗製乱造でもある。

ジョジョも進撃もそうだけど、原作がスタッフに愛されてるアニメは100%当たり

久々に聴いたけど神谷浩史声高ぇーな。この声の演技も聴きたいし、リヴァイやローみたいなドスのきいた声の演技もいい。

新規見るより昔好きだったアニメを何回も何回も見ちゃう。子供の時に見てたから思い出補正での美化も入ってるかもだけど、2015年くらいまでのアニメが面白いんだよな…。。

本当におしゃ5の神谷さんの無理にテンションあげてない素な感じが好き

5:50~6:26 ここが衝撃だった、手段と目的を逆転させるのが今の流行りなのか。みんな面白い体験をするためじゃなくてアニメを観るためにアニメを観てるんやね 6:42~7:01 それについての修飾説明もあってなおさら納得した

神谷さんの言ってること共感できるな〜。配信が出てきたことによって気軽にみれるようにはなったけど、その気軽さ故に真面目に見る人はそんなにいない印象。小さいスマホ画面＋イヤホンという、こじんまりとした鑑賞スタイル、しかも｢ながら見｣なんかする場合、伝わるものも伝わらない。知り合いもアニメはただの消費コンテンツとしか捉えてないし、制作陣の情熱と視聴者の期待値との間に大きな乖離があるように思う。

異世界ものとかは…意外と面白いっていうのもあるけど本当に一瞬なんだよな 一瞬盛り上がって三か月後には誰も覚えてないようなものの消費というか

2005年〜2015年くらいが私の中でのアニメピーク期だったなぁ… 1クール始まる度に全部のアニメ録画して、面白いものは続けて見て、爆発的人気じゃなくても自分が好きな作品に出会えたな〜。

神谷さんのこういう話もっと聞きたい

てかそもそもアニメ作りすぎでは？

最近、歳とったけんか、原作知らない、新しく始まるアニメ見るのって結構気力がいるようになったなぁ、何回もおなじの見てしまう、、！

優しい口調の神谷さんだけど、かなり鋭く厳しい内容ですね

オタクが人の顔伺ってどうすんのって話よ 好きなものを突き詰めて調べて愛する人が少なくなるのは悲しい

そう思うとコナンってすげーな。昔から映画もアニメも人気なのに、赤井さん安室さん登場でグッと世の女子の心掴んで、緋色の弾丸やハロ嫁とか警察学校編etcで更に人気になった感じする。

業界の中心にいる人がこれだけの苦言をするというのは アニメ業界は体感してる以上に崩壊寸前なのではと思ってしまうが 誰もこの流れを止められないというのが現実なんだろうな、、、

7年ぶりくらいに見たけどいい意味で変わらないなぁ 本職の声優さん逹ですら今の状況についていけてないのかもしれないね

作り手側の神谷さんからそういう意見が出るのは、身に染みて理解してるって事なのかしら。

作品を作品としてみるんじゃなくて「アニメ」って枠でみる人が増えたのかなぁと思ったり 同年代(10代後半)の身の回りの人をみわたしても良い作品だから好き/観るとかじゃなくて流行ってるアニメだから観るって人が多い印象

今は動画とかゲームとかユーザー自身が触れるコンテンツに流れちゃってるから 正座して観るようにアニメに熱狂してた日が戻ってくるのはもう少し先のような気がしてます

おしゃ5永遠に聴いていたい

確かにファンの熱意って意味ではそうかも でも、ドラマもアニメも映画も全て配信コンテンツっていう一個にぶち込まれたからこそ、鬼滅の刃とかはアニメファンの枠組みを越えてあんだけ周知されたんだろうなって思う

神谷氏の分析は確かにそうだなと思った。

エンタメが分散化した結果、新規アニメ開拓に時間を割けなくなった人が多いのかなぁと サブスク型の配信サービスで好きな時に見れるから最初から追わなくてもいいよねって感覚は確かにあるかな

アニメに限らずエンタメは"娯楽"じゃなくて"消費"する時代なんだよなぁ ずっと続くと人気が右肩下がりのは世の常だけど、そうならずに寧ろ右肩上がりしてる劇場版アニメって本当すごいんだなぁ

毎週月曜日のおしゃ５の時間楽しみにです。神谷さん、小野坂さん、置鮎さんの３人の会話が好きです。

学生のときは声優さん目当てでいろんなアニメ録画しては見てたなぁ…

作品数が多すぎて追っかけられないってのはあるよね。 そうなると、知ってる作品、好きな声優、前に面白かった作品のスタッフってなるから、作品見る前に取捨選択しちゃうのかもね。

おしゃごで本当に神谷浩史という人間が好きだなぁと改めて思う

昔は好きなラノベがアニメ化したら放送日までワクワクして待機してたけど、最近は制作会社とpvの出来とを確認して、変な原作改変ないかなあと震えながら待ってる自分がいる。バカテスとか生徒会の一存とかブラブレとかあの辺の方がコンテンツのあり方としては好きだったな。

神谷さんの意見、すごいなぁ…ところで世間がアニメというジャンルを注目し始めたのって、神谷さんも出演している「おそ松さん」が大きな分岐点だなと思う。テレビで取り上げられる程、話題になったし、ここからアニメのみならず声優さんや制作スタジオも有名になっていったし。「鬼滅の刃」も「呪術廻戦」も一般的にブームになってるけど、やはり最初に火が付き長年愛されるのは難しい現実も待っているのを忘れちゃいけないよなぁ

神谷君の冷めた感じが時々ヒヤヒヤするね

タイバニは特にそうでしたが、アニメ開始前での情報が少ない中でどんなアニメなんだろうと想像して1話放送にかじりついたこと多かったですけど、最近は1クールアニメが前提で情報をある程度くれますから好みに合いそうな作品をピックアップできるので、これぞという掘り出し物？は少なくなりましたね。 個人的当たり作品は前期だと着せ恋、今期だとパリピ孔明、かぐや様は告らせたい、骸骨騎士様、他にはNHKアニメのふしぎ駄菓子屋 銭天堂、舞妓さんちのまかないさん、がいいですね。

小野坂さんが江口さんの話題でテンション上がってるのめちゃくちゃ可愛いらしいし、嬉しいです‪‪.ᐟ.ᐟ

今でも1クールが始まる度に見れるアニメ全部見て好きなの見つけて耕してますよ！！！どこにいても良作見つけるゾンビはちゃんと生きてます！！

神谷さんの「知らない。。」かわいい…

この3人は変わってなくて安心した

0:56 出会いってハモるの好き 7:34スパイキッズすっごい好きなんですぅ私 8:23 WITさぁあああああん！

ネットが普及して、何でも選べる時代が来たと思ったのに、前時代より何もかも選ばされながら生きてる皮肉

配信サイトの取扱いだったり、更新の速さとかで放送する前から格付けが決まっちゃってる感じはありますね

今だと1年に一本あれば良いぐらいの神作が数年前だと1年に10何本あったって考えると視聴者側が変わっただけじゃないのは明確だと思う

2:15 うわぁ…大変そう… これ聞くとスタジオのセッティング等もあるからその前後もスタッフさんは仕事してほぼ早朝から夜中に近くなるまでやってるのか。 コロナ禍でそれぞれ声優さんのスケジュールも違うから管理しかりこりゃ体力ないとやってられないですね。

うらみちお兄さんもいい例だと思う。 最初は名前だけ〜から徐々に見てくれる人が増えた印象

ここまで異世界ものの作品が増えるなんて思わなかったな！ 小野坂さんチルドレンの江口さん出演のスパイファミリー面白いです！

昔のようにテレビで大雑把に流していたほうが多様性があり皆見ていたけど今は細分化し過ぎてこの作品が好きというクラスターが居なくなったからなんかアニメも個人主義になったなと

昔はヒット作品だけがイベントや配信をやっていたけど、今は全作品宣伝のために配信はやるので配信まで見てられないかも。 その代わりアニラジ番組が減って声優さん自身のラジオや配信が増えたように思います。

見る人達がまだ今ほど多くなかった時に「死ぬまでこれを推し続ける！」って人が多かったのが見る人が増えて母数が増えたから減ったように見える印象もある みんなが凄い熱で応援してるから俺も私も！ってちょっと空気感に流されて熱狂的になってた人が、母数が増えると自分のペースと範囲で楽しむよねって考えが普通になって流されなくなったってのもありそう

私は毎回、今期はどんなアニメやるのかな～？って始まる前に一覧表を作って、いろいろと観てます。 SPY×FAMILYも面白いですが、置鮎さんのパリピ孔明も面白いですよー!!

アニメに限らずコンテンツ数がとんでもなく増えたけど、1日24時間しか無いのは変わらないわけで そりゃ1.5倍速再生が流行るわけですよ、、、

神谷さんの仰ってることすごいわかるなあ。

音楽サブスクにおいて、日本人にだけ見られる顕著な傾向として、1曲をひたすらリピートする傾向が高いそうです(外国人はレコメンドやおすすめプレイリストを渡り歩く)だから、何千曲聴けようがどうでもよく、好きな1曲が聴けるかどうかが重要視される。 アニメもサブスクが定着したら、同様になる気がします。

アニメ業界は勿論変わっていない世界が無いのではというくらい世の中変わったな🌏

漫画もアニメも超消費型って感じになってて、コンテンツの回転が早すぎる。 消費者もついていけなーい。

魂吹き込んだ作品がないからじゃないかな。 なろう流行ってるのは好きだから嬉しいけど、昔は毛色の違う作品で溢れてたし、SAOが終わったぐらいから乗っかり商法のように感じる作品が多いのかね 。見てる側は言われてる通り人気で流行ってるから視聴しようになってるけど、作家側、制作サイドは何が描きたいより売れれば良いが先行しすぎて透けてるように感じる。

昔はアニメ化したら嬉しかったなぁ今はアニメ化したらすこし複雑な気持ちになるw

事実なんだろうけど声優さんがこれだけ冷めてるのはなんか悲しいな

スパイキッズ、懐かしい！結構好きな映画だった！

だって、面白くても「どうせ１クールなんでしょ？」ってなるんです。 白いコメ食いたいのに、味付きのばっか来たら「もういいよ（怒」ってなる状況に似てるかもしれない。

今期はパリピ孔明が、ダントツに好きですね。 面白すぎて 原作買ってしまった。

今季はスパイファミリーもそうだけど、パリピ孔明も忘れちゃダメよ！置鮎さん！

サブスクで多くのものを見れる機会が増えるとどれを見るかという選択をすることになって話題のやつ見てみるかってなるのは自然な流れやしな

神谷さんの話聞いて、銀魂とかアニメ化で漫画がさらに昇華しておもろくなるみたいな作品対する情熱が無くなってきている気がする

なんか昔のアニメの方が好きだな、今のアニメは「予算無いけどとりあえず作っときゃいいんでしょ。」感を感じる。

「売り場」の問題じゃねぇかな 神谷さんが「ゲームでも」っつってるけどまさにゲームの売り場をオンラインで閲覧したら和洋新旧メジャーインディーズが大小分かりづらく並列してる状態で数も死ぬほど多い 本屋で言ったらジャンルも出版社分けも平積みも何もしてないでとにかく棚に突っ込んで勝手に探して買ってねーって状態 何を売ってるのかもわからん そんな状態じゃ最早探すことすらしなくなるよねぇ 枯木も山の賑わいとは言うけど数が多すぎるのは本当に問題

この人が奨めてるから〜みたいな理由でしかアニメ見なくなっちゃいましたね。 アニメでも漫画でも過去作から新作まで膨大に楽しめる選択肢がある現代では 自分好みの作品を奨めてくれるコンシェルジュのような機能が欲しくなりますね

あ～わかる、新規開拓とか昔はやってたけど今は評判聴いてから見てるなぁ

高校生の時ぐらいからアニメをリアタイ で見れなくなりましたね.. ちょっと放っ ておくだけで休みじゃ見きれないぐらい 溜まって結局消去みたいな ですが少なくともずっと追い続けてる 進撃の巨人とかはリアタイで見てます｡ アニメを見る時間が減った分､トップに 出てくるタイトルぐらいしか見れなく なった..

話題になってない作品＝面白くない。みたいな考えの人実際にいるよね。

異世界転生系ってだいたいの原作が無料のWEB小説で、ヒットしたやつのアニメ化やコミック化なんですよね。 不経済で、安易に漫画や小説にお金をかけれなくなったからWEB小説に流れていく人が増えたせいもあるかもしれないけど。 漫画もアニメも、ヒットさせよう、じゃなくて失敗したくないからヒットしてるやつを使おう感が出てきた気がする。 ドラマや映画もオリジナルじゃなくてヒットした漫画の実写化が増えたし、同じような流れになってきた。

コンテンツが多すぎで掬いきれないから、他人を頼ってハズレを引かないようにしてる感じかなぁ。 やることが多すぎで時間がない

好みが細分化されてる気がする

アニメは力を入れてるのと無いの差が激しい。作画も。

アニメとファンが増え過ぎた

アニメだけじゃなく、音楽も映画も漫画も、カルチャー自体がサブスク配信で安価でパパッと観れちゃうし消費が早いよね。ひとつの作品を長く愛するのが難しくなってるシステムになってるのかな

神谷さんって異世界もの出てるイメージ無いなぁ

アニメは00年代以降の深夜がメインになってからほぼ見なくなりましたね… 録画してまで見る気にならない 90年代のテレ東の夕方枠が懐かしいー そういう意味で配信メインなのは気軽に見やすくなったかなと

最近流行りの異世界ラノベ系アニメはなんだかストーリーが都合良すぎて手を伸ばさなくなってしまった。制作側からすると一定の需要はあるし作りやすいんだろうけど同じような話の流れはいずれ飽きが来て廃れてしまいそう。

アントニオ・バンデラスのスパイキッズとか懐かしっっっっ！！

6:19皆が見てるから見ようっていうかつてオタクバッシングをしてたいわゆるイケてた層が恋愛トレンディドラマに吐いていたような言葉が最優先で出てくるならアニメファンはしんだな もっと言えば推しやら美少女やらエロ抜きでアニメーションが好きだって言えるアニメオタクは今どれほど生き残ってるのか 更にエモいとか泣けるとか面白いとか単純な言葉では足りない作品は今どれほどあるのか アニメ見ない分RU-vidとかネトフリ見てんだから違うし、イベントなんてかつてはファンが勝手に催してたんだからそこは重要じゃない気がする

毎クール、一通り何のアニメやるのかな〜ってチェックするのいつからか辞めてしまったな。

コンテンツが多様になって新規アニメ開拓に時間割けなくなってみんなが見てるアニメが見られてるってやっぱ痛感させられてるんだね… 今でも年間100本以上アニメあると思うけど、そもそもそんな要るのか？時代のニーズあってるのか？って感じになるよね

ただただ面白さだけを追求してた2000年代初期のあの暗い雰囲気は神やった まぁ今では全くウケないだろうけどね Monsterとか

鬼滅も東リベもすごい良かったけど シリアス多すぎて、何度も観れないのに スパイファミリーは何度でも観てしまう。

進撃も右肩下がりって神谷さんぶっちゃけてるなぁw まあ実際ピーク時よりはそうだろうけどね、そういうのはしゃーないよ

あとはコナンくんとかなんだろうなあ。 他には実写化までやってるかぐや様とか。

アニメが数限りなく作られる→自分の趣味に合う作品がアニメ化されやすいから合うものがあれば楽しめる。ただ、その作品が多くに受けないと1クールで終わるなんてザラ。そもそも、あまりに放送される作品が多すぎてチェックするだけで疲れるし、次から次へと新作が登場するからその時に面白いと思ったとしてもすぐに記憶の隅に追いやられてしまう。そのうちチェックして合いそうなものを見逃さない事が義務化していって見るのも楽しむというよりも消化している感覚になってくる。　というか一般アニメというより同人の世界を見ている気分になる。深夜アニメが業界の主体になった時点でこうなっていくのは自明の理ってところか･･･。ひたすら消費されるだけの深夜アニメではない長いストーリーを最後まで描いてくれた作品で個人的に心の底から楽しめた最後の作品は「鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST」が最後かも。

CLANNADみたいなタイプのアニメはもう生まれないだろうな

おしゃ5つい見てしまう。多数派が解体され、多数の少数派で構成され直されるっていう多様性の時代。 私はそれで生きやすくなった方だけど、確かに、お金も分散するね。 ちなみにAJの抽選外れました笑　また神谷さんの出るイベントにも行きたいなぁ

神谷さんの知らない可愛い"(∩>ω

自分から探すことがなくなったのは、youtube、tiktok、ライブ配信等の娯楽に時間を取られてしまってるのが1番大きいかもしれないですね。 動画配信サイトでも、オススメに上がってるドラマとか映画を見てみてもあんまし面白くなかったりして、無駄な時間過ごした感じがあります😭 でも自分から探して興味を持って好きになった作品は、なぜか記憶には残りますよね👍

学生の頃は、今季放送アニメは何かな〜ってチェックして、とりあえず全部3話まで見て内容把握した上で選んでリアタイ勢だった。 それをしない人はアニヲタとは呼べぬ‼︎みたいなマイルールがあったし、周りもそんな感じの人だらけだったけど、 社会人になってからは、そういうのなくなっちゃったな…。サブスクで後から追うが当たり前になってしまったし…。 娯楽コンテンツもどんどん増えてるから、アニメに全力を注げなくなってしまったの もある……。

表情とかも含めて神谷さんが一番忖度しない感じなんね この話題だからってこともあるかもだけど

漫画やゲームやアニメが一般化して、アニメも今はコミュニケーションツールとしての面が大きくなったね。良くも悪くも。

小野坂さんの歌ってるOP配信してくれないかな 笑

神谷さん、DGSでもアニメイベントに苦言呈してたね。

水商売なのにそれがさらに加速したってのはあるね

社会の変化も関係してそうですね。 価値観の多様化に伴って、作品にテーマ性を持たせることが難しくなっているように思います。 昔は「親子の絆」や「兄弟の絆」を描けば「美しい物語」になりましたけど、今そういうのを描いても窮屈な印象を与えるだけで、ネットで酷評されて終わりといった感じがします。 精神的に頼りがいのなかった主人公が困難の立ち向かって「大人」になっていくという成長物語にしても、エヴァが例外的だっただけで、あまり受けなくなっています。「嫌なものから逃げて何が悪いんだよ」「大人になんかなりたくない」という、昔の尺度で言えば「幼稚」な考えも、現在では等身大の率直な意見だと受け入れられている節がありますし、下手に主人公の変化を「成長」として描くと、ネットで「結局これって○○に過ぎないよね」「安っぽい」と批判を浴びるリスクもあります。そうした背景があって、成長要素は脱色される傾向にあるように思います。 その代わり多いのが、孤独だった（友達が少なかった）主人公が周りの人々と関われるようになっていくという筋書きです。 ただ、偏屈だったり悲しい過去に囚われていたりする主人公が癒される話の多くは、視聴者に精神的成長を促したり気付きを与えたりする内容にはなっていません。 マイナスだった主人公がゼロ（視聴者にとっての「当り前」）になるだけで、視聴者はその先を求めていません。 だからこそ、主人公が何の葛藤も成長も経験せず、他者との絆を試されることもなく、「僕の周りにもこんな人がいればいいな」「世界がこんなふうだったらいいな」という願望を具現化した異世界ものが、ここまで量産されるのかな、と思います。 また、ドラマや映画と違って（最近の）深夜アニメの場合、作品を通して「今まで当たり前だと思われてきたけど、こういう社会風潮はおかしい」という主張をしたり、主人公の視野が広がる瞬間を描いたりすることも少ないように見受けられます。 「ラノベ・アニメの世界なんだから夢を見させろよ」とばかりに、キャラ化された人物たちが『キャラとして』魅力的な振る舞いを見せるだけの場合がほとんど。ジェンダー論やフェミニズムが広く知られるようになった令和の価値観には合わない描写も、ラノベと深夜アニメでは健在で、昔は通用したであろうお色気シーンも、現在では差別意識を見抜かれて拒否されるようになってきています。 作品を見終わって「楽しかった」と思うことはあっても、何も残らないと言いますか、新たな世界が拓けたり物の見方が変わったりしないので、厳しい言い方になりますが、結局のところ、キャラデザや声優さんの違いがあるだけで、どれも同じような作品、見ても見なくても変わらないような作品、熱中するより最初から暇つぶしとして、あるいは周りの会話に合わせる材料として楽しむだけの作品という印象になるのかな、と思います。 何がどうなれば良くなるというものでもないですが、アニメ関係者の皆さんにはそういった社会の変化も視野に入れて、新たな戦略を練っていただきたいと思います。

2000年代初期は独創性もあってアニメの可能性を拡げる面白い作品が多かった 今は昔の栄光なのか型にハマったものがとても多く感じる