山小屋での暮らしが「妄想」ではなく「現実」である理由【仏教考察❶】 #33 

これ気になる

コメントありがとうございます。 今回のコロニー説は飛躍気味なので、おっしゃってくださった通常世界のエレンの寿命にリンクしている説が現実的だと思います。 そうなるとアルミンと会っていた期間と、通常世界の寿命を追い越す形になるのが少々違和感としてあったため、飛躍気味のコロニー説を紹介しました。

この前やった進撃フェスで、石川由依さんが梶裕貴さんに「おかえり」って言って欲しいってお願いして、言ってもらってました。泣きました

@@さく-n9c泣いちゃうって(´；ω；｀) よかったね…ミカサ…エレンに「おかえり」って言ってもらえて…… ボロ泣きするわ……

ミカサが生涯エレンだけを想って独身を貫いて寿命をまっとうした後に死後の世界で再会して「おかえり、ミカサ」エンドで俺は良かったんや…。

だとしたら、エレンが死んだのはマーレ戦争から大体2ヶ月後だったのかな

これだね、というか簡単に言えばエレンが死ぬ瞬間がタイムリミットだな 天と地の戦いも大体マーレ戦争の２か月後 ミカサとの山小屋生活は【駆け落ち～エレン死亡まで】、アルミンとの旅は【少年時代～エレン死亡まで】 時間の流れるスピードは違うけど、最後の瞬間は同じだね

当チャンネルではエレンは記憶を自由に送信できるような全能な力は持っていない（＝不全能）という立場で考察しているので ファルコが未来の記憶を見たとしたら、記憶ツアーの副作用（記憶シンクロ）が原因だと考えています。 10才のエレンやファルコが未来の記憶を見たメカニズムついて考察した動画はこちら ■木の下の居眠りがすべての「始まり」である理由【最終回考察】#9 ru-vid.com/video/%D0%B2%D0%B8%D0%B4%D0%B5%D0%BE-E42DRojTqhA.html

言いたいことたくさんあってまた長文になってしまってごめんなさい😂

ミカサの頭痛は、どちらかと言うとミカサ→エレンの気持ちを知りたい（気持ちがわからない、どうしたらいいのか分からない）みたいな時に発現していたので、その時にユミルがミカサの頭を覗いて、ミカサが執着を手放せるかどうか観測していたと思います。 エレンがミカサの頭の中を覗くとしたら始祖掌握後なので、そのエレンが過去のミカサの頭の中を覗く必要性が見つかりません。エレンが最後に道の世界へミカサを呼び出したのも、自分のためではなくミカサのため、ひいては巨人の力を消滅させるための後押しであり、エレンは自分より他を優先して進み続けました。 （アルミンには道で本音を漏らしてしまいましたが、どうせ記憶が戻るのは自分の死後だから気が緩んだのでしょう） そしてユミルにとって大事なのは執着を手放して愛から自由になることなので、キーになる、ユミルが選んだのはエレンではなくミカサです。 ユミルにとってエレンの行動は、ミカサの決断に辿り着くための要素のひとつでしかないと思います。 仮にエレンが過去のミカサの頭の中を覗こうとしたとして、鳥を介さずにそれを行うなら、それにはユミルの同意が必要なので、エレンが覗こうとしてユミルが妨害するという結論にすらなりません。その前にユミルがNOと言って終わりです。 あとユミルは、ユミルの民やフリッツ王へ繋がりや愛を求めているだけで、そこに他者への慈愛は存在しないのでは…と個人的には思います。たしかにユミルは可哀想な人ですが、自分のことで精一杯な人でもあります。

⁠@@kanata7712 その意見が王道だし、真っ当だと私も思います😂 エレンからミカサへの愛の存在が作中に描かれててほしいという願望強めな考えです笑 本当はミカサの気持ち知りたかったのはエレンじゃないの〜？くらいの気持ちだったので、多分的外れなこと言っていると思います。😂 ただ、動画を見て改めて思ったのが、 自由意志と無意識が存在することですね。 私の予想だと、巨人の能力の発動条件は、無意識>自由意志によって行われていると思います。 厳密には、巨人の身体の動き(物質の世界)は自由意志によって、道(意識の世界)を使う巨人の能力は無意識な願望によってだと思います。 意識(理性)が身体(物質)よりも優れている、質が高いというのは、哲学でよく出てくる構図。 ・理由はわからないけど何かをしたい！(無意識)→エレンは巨人になれた。地ならし発動。 ・理由があって何かをしたい！(自由意志)→エレンは巨人になれず。未来は変わらず。 単純にエレンが覗こうとして、ユミルが阻止するのではなく、エレンの無意識の願望によって条件反射的に覗こうと始祖の力が働くのを、ユミルがなんとか止める(私の予想ですが、ユミルの意思で積極的に止めるというよりは、ユミル側も無意識な願望、解放されたいという気持ちが力に影響して、結果的にエレンの行動を止めている気がします。)って解釈ですね。 エレンが選ばれた、は語弊がありました。エレンとユミルが共鳴したのは事実ですよね。それは、エレンとユミルが特別だったわけではありません。 この世界線に生きる、普通の人間。 そんな普通のやつ2人が大きな力を持ってしまった。 だからこそ、私情で能力を使う。(意思で使うというよりは、無意識の願望によって能力が条件反射的に発動し、勝手にあの未来にたどり着いてしまう、かなり使い勝手の悪い能力という解釈です。) 　 いろんな説がまだまだ考えられるなと思います。どんな説でも考えてみるとすべて面白いですよね。

以上を踏まえて、エレンがミカサの頭のぞいた説という私の願望をなんとかこじつけてみます。 この動画から私が得たヒントは、 山小屋の世界が、ミカサとエレンの無意識の願望が共鳴してできた世界であること。 ということは、エレンとユミルの無意識な願望が共鳴した際に、始祖の力が発動され、何か起こるのではないか？そう考えました。 進撃の巨人の世界では、無意識の願望、人の深層心理が巨人の能力のトリガーとなっているぽいので ミカサの気持ちを知りたい！っていう無意識の願望がエレンとユミルで共鳴したから、半分アッカーマンだけど頭をのぞけた。 しかしその記憶を見てしまうと、エレンとミカサは2人で最期を迎える選択をしてしまう(山小屋はエレンとミカサの無意識な願望)。 エレンミカサの無意識は、ユミルの無意識な願望(苦しみからの解放を望む心)によって阻止され、エレンはミカサの頭の中を見られなかった。(ミカサの気持ちを知りたい！と思っただけで、能力を使って見ようとはしてなかったと思います。だからそこでミカサの頭を覗く意味などは存在しません。ただ知りたかっただけです。) ユミルはエレンとミカサの関係を私情で邪魔をしたのではなく、 単に、全ての巨人の能力が発動する条件が人間なら誰もが持っている「無意識の願望」だっただけなのではないかなと思います。 さらに、道はユミルの無意識の願望と利害関係が合致しないと使えない、使い勝手の悪い仕組み。

@@ai-el8od 今回の動画に沿って考えるなら、希望的でおもしろい考察だと思います。 無意識に共鳴して始祖の力が発動するというのは理解できなくもないし、おもしろいとは思います。たしかにエレンとユミルには『自由になりたい/自由を手に入れる』という無意識の共通点もありますしね。 ただ、今までの説を覆すほどの説得力はまだ無いように感じます。 まだまだ考察の余地はありそうですね。 無意識の『共鳴』による力の発動はあるのかもしれないと思いましたが、無意識『のみ』での力の発動は私的にはちょっと行き過ぎているような気がしています。というのも、全ての事象に対して無意識に発動した力という結論をつけることが可能になってしまうからです。メタ的思考ではありますが、ここまで緻密にストーリーを組み立ててきた諫山先生が、なんでもありのチートみたいなことはしない気も…。 なので共鳴に関してのみの意見にはなりますが、仮にミカサの頭痛がエレンとユミルによる無意識の共鳴から生まれていたんだとしたら、他のユミルの民にはなく、ミカサだけに頭痛が起こっているっぽいことの説明はつくのかなと思いました。エレンとユミルが共通で興味を持っていたという点で。しかしこれも、ユミル単体で興味を持つ対象もエレン周りだとミカサだけだと思うので、今までのユミル単体で覗いていた説でも十分理にかなってしまいます。 あとミカサがアッカーマンなことで阻害されるのは、作中で分かる範囲だと記憶の改竄のみなので、頭を覗くのはおそらく関係なく全てのユミルの民にできると思います。 エレン→ミカサへの想いが作中でハッキリ描かれることはほぼなかったので、ミカサだけに起こる頭痛というトリガーでエレンの恋心が描かれているとしたら、とてもロマンチックでいいと思います。が、やはり決め手に欠けると思ってしまいます…。 いろいろ考えてみます。 面白い考察をありがとうございました。

エレンの演出というよりは、記憶に紐付いた姿に見えているだけと考えています。 たとえば最初のシガンシナでは、シガンシナという故郷の記憶に紐付いた少年の姿になっているということです。 アルミンにとって大事な落ち葉がジークには野球ボールに見えたように、無意識に求めるものが記憶と結びついて道の世界では再現されるのかもしれません。

@@shingeki_truth そうですね！確かに落ち葉やボールのことを思うと、故郷で思い出の中の姿になってることがしっくりきますね。あのシーンの少年のエレン、アルミンがやけに可愛く見えてなんだかとても哀しくなりました。

タイムリミットが明確に存在していることから「有限」と表現しています。 また本動画では肉体までは転送されていないとしているので、姿形と時間経過は必ずしも一致しません。

@@shingeki_truth アルミンとの道もミカサとの道と同様とするならば、動画内にあった約半年の間に、エレンとアルミンは子供から大人になり、炎の水や氷の大地などを移動した、とそういう理解でよろしいでしょうか？

@user-l1o3o7p3 そうなります。 正確にはアルミンを呼び出した海鳥の巣立ちまでの期間です。 二人の姿の変化ですが、その時々の記憶や感情に紐づいて変化しているだけで、年単位で経過はしていないと考えています。

@@shingeki_truth わかりました。 貴重なお時間に丁寧にご回答くださりありがとうございます。

とても面白かったです！

コメントありがとうございます。 今回の動画は進撃の巨人が仏教に着想を得たと言いたい訳ではありません。 ただ単に道の世界の現象を理解する上で、八識の概念を用いると説明しやすいため引用しただけです。 つまり「意識以上、肉体未満のものが転送されていた」というより 「八識が転送されていた」と表現する方がわかりやすいと思い仏教の用語を引用しました。 諫山先生が仏教に影響を受けていたかは分からないので、そこを言及するつもりもありません。

返信ありがとうございます。 この動画は進撃の巨人が仏教から着想を得たと言いたいわけではないのですね。 完全に勘違いしながら見てました笑 確かに、八識を用いた説明はイメージしやすかったです。 途中で、諌山先生の説明を聞いているような錯覚にさえ陥りました。 このチャンネルの考察を見ていると、諌山先生は実際どこまで考えて進撃の巨人を執筆されたのだろうかといつも気になります。

「おかえりなさい、エレン」では明らかにおかしいです。 道の世界であの山小屋生活をしていたミカサは四六時中エレンと一緒に居た筈なので、「おかえり」とは言いません。 あの台詞を言う瞬間、現実世界でエレンは死ぬので同時に道の世界での山小屋生活も終わりです。 ミカサはそれに気づいて、「(天国へ)行ってらっしゃい、エレン」もしくは、1話冒頭でこの言葉を受け取るエレンに対して「(あなたの物語の始まりに)行ってらっしゃい、エレン」と言ったと思われます。 物語の最初の「行ってらっしゃい」と最後の「行ってらっしゃい」は別々ではなく全く同一の台詞です。

@@vector_mys さま それは分かります。 物語自体がそうなので、その通りだと思います。 一方で、 ミカサはアッカーマンの血が流れており、道の世界での山小屋生活においてもドップリと道の世界に心酔していなかったのではないかと思います。むしろ、エレンの方が、自分の世界に心酔したまま帰ってこない存在だったと思います。 また、ミカサは「エレンを取り戻す」「エレン帰ってきて」と発言しており、死んで帰ってきたらエレンに対して「おかえりなさい」というセリフを言ったとしても理解できるという、もしもの話です。

現在の技術でも、AR（拡張現実）、VR（仮想現実）、MR（複合現実）などもあるため、将来的に八識まで通信可能になれば進撃の巨人や、映画の「インセプション」のような世界もあり得ると思います。

固定コメントにも追記しましたが「意識以上、肉体未満」より「八識」という仏教の概念を使った方が説明しやすかったからです。 特に意味はないです。

そのセリフというより巨人化の痕が浮かび上がってくる描写を有限の根拠にしています

​@@shingeki_truth 自分はその描写はエレンの意思で「道」の世界から「現実」に戻る瞬間を表現してたんだと思っていました

現実のエレンが殺される瞬間が、「時間(タイムリミット)」だと思います 巨人化の跡が浮き上がってくるのは、現実で死ぬ瞬間のエレンの顔がそうだからでしょう 天と地の戦いの決着(エレン死亡)、ミカサとの山小屋生活の終わり、アルミンと海で抱擁する際の成長度合い、全てマーレ戦争の２か月後ぐらいで一致しています さらに山小屋の最後、「いってらっしゃい、エレン」でミカサがキスしたエレンは巨人化の跡があり、かつ首が切られています