Let it goを「ありのままに」と吹き替えたことで生まれた誤解は、ビートルズの名曲「Let it be」を思い出させる。Let it beも日本語訳では「マリア様がなすがままにと言った」と訳し「かっこい歌詞だ」と思った日本人は多いと思うが、あれはメンバーそれぞれがバラバラになり事実上解散状態にあったビートルズの中で「もういいよ、どうなっても。」というポールマッカートニーの心境を歌ったもの。
日本語版の歌詞でもエルサにとっての自己の開放=闇落ちとは十分伝わるし、明るく聞こえる歌詞と圧倒的に綺麗な映像だからこそギャップが辛くて悲しくて好きだと思ったな。でも実際に自分だけが誰にも理解されない特殊能力を持ってて隠して生きていくのが辛いならコミュニティから離れてもエルサが思うままに生きればいいよ!って応援に回ってしまった分、すごく表面的に宥めだれて結局城に戻ったのがあんまり納得できなくて全体としては微妙だった。let it goのシーンぐらい心が震えるほどの救済はなかった感じがする。
ありの~ままの~姿みせーるのよー♪ フランス語の歌詞では、libérée délivrée ♪リベレ~、デリブレ~♪ どちらも開放されたっという意味の形容詞と動詞になっています。岡田さんの言う通りですね。日本語の歌詞からは、なぜこの単語がくるのか想像もつかなかったので、やっとしっくりしました。 英語がわからないので、こんなに意訳…とういうか、替え歌になっていたとは。。 少しも寒くないわ♪ のところは、 le foird est pour moi le prix de la liberté♪ 寒さは私にとって、自由の代償よっとなっています。 悲愴感漂う英語の歌詞の直訳を聞くと、こちらも納得な気がしました。
全くおもしろくない映画がなんでヒットしたか、子供にはただ歌のメロディがキャッチーだからかな、とか思ってた。あとはやっぱりlet it goって、もうどうでもいい、どうにでもなれってのが、色々抱えてる現代人(子供も含めて)にささったのかなーと。でもそれが素晴らしいように捉えられていることが気持ち悪かったし、物語も全く入ってこなかっt、印象ゼロ。 今回の岡田さんの説明でしっくりきたー。