御忌大会(ぎょきだいえ)は、法然上人がお亡くなりになられた日を期して行われる忌日法要で、知恩院で一番大きなかつ重要な法要です。
4月18日午後から25日午前中までの8日間、日中・逮夜の各法要が勤められます。
日中法要では、法然上人を讃える節付きの諷誦文(ふじゅもん・祖師報恩の志を述べる文)の唱導(しょうどう)が行われます。この諷誦文を唱える役が、「唱導師」です。
唱導師をされる方は、諷誦文の唱え方や作法を指南により半年にわたって教授されます。唱導師は、内陣中央の高座へ、御門跡猊下は、外陣寄りに設えられた高座に着かれます。
当日は紫色の衣に、浄土宗独特の七九条(しちくじょう)袈裟を被着し唱導師を勤められます。
17 сен 2024