新作映画レビュー「ドライブ・マイ・カー」・・・語りつくせない傑作！ 

素晴らしい作品でした。心地よさを感じるかどうかが好きになるかどうかの分かれ目な気がします。いままで観たことのない映画でした。

２回観ました。時間を少しおいて、また観に行きたい。この映画にはまってしまったようです（笑）。文学的なセリフをある意味ナチュラルに発する役者さんたちの技量が素晴らしい。舞台演劇の経験が多少なりともあるので、家福の稽古シーンには ある種の懐かしさを覚え、演出方法には共感でした。 とても語りつくせない…まさにそうなんです（笑）。 この作品の劇伴やエンドロールの音楽について……どんな音楽だったのか、あとから思い出せない、でもそれが良いのだと優れているのだと私は思う。

この映画を観れたことが幸せです。僕は只々映画に平れ伏しています。そして、余韻に浸っています。言葉なんて無意味です。

いい対談でした。ありがとうございます。第2弾、ぜひお願いします。カメラワーク、多言語のことなど聞かせてください。映画にこんなに引き込まれたのは久しぶり。若いころに見た「存在の耐えられない軽さ」を思い出しました。

私もこの監督の作品はこれからもずっと見ていきたいなと思っています。 お二人の番組本当に面白いですありがとうございます

こちらの動画を見て興味を持ったので、本作を鑑賞してまいりました。ここまで、この抽象的な作品を言語化されているお二人は、さすがだなぁと思うばかりです。個人的には、映画「バベル」に似たようなメッセージ性といった印象。あえて不満を挙げるとするならば、一章の性的な表現がちょっとやり過ぎ？かなと。見ていて少し恥ずかしかったです。あれだけ夜がお盛んなら、"実は（妻から見た）夫婦関係が娘の死以降、冷え切ってしまっていた？"という暗示にも繋がらないですし。 同作品については、また新たな動画で語ってほしいです！ ※くも膜下出血の件の説明はおそらく、"のっぴきならない理由で2人の関係性が閉ざされた"という設定を観客に見せないと、自殺の可能性を観客が否定できないからだと思います。妻が倒れていたあのシーンだけを見ると、病死か自殺かどうかは判断がつきません。あれを自殺と考えてしまうと、映画の意味性も大きく異なります。家福が最後に口頭で「くも膜下出血だった」と説明しているシーンまで死因の説明がなければ、観客の頭はずっと混乱してしまいます。なので、説明的な台詞を否応なく付けたのでは？「後で話しがあるから」との妻の台詞が先にある事で、"自殺の可能性はそもそも否定される"と思う人がいるかもしれませんが、あの冒頭のファンシーな妻の描き方では、"（情緒不安定になり）自殺したのかな？"などと捉える人も少なからずいるとも思いました。

末端俳優の端くれとしては、世に聞く橋口メソッド、さんざんロートーンで本読みして身に沁みて身体に落とし込んでから芝居に入る演出拝めたのと、韓国の俳優さんのセリフ抜きでも演技力が群を抜いていることの再発見が最大の収穫でした。

きのう何食べた？とドライブマイカーで主演男優賞をとられた 西島さんおめでとうございます 良かったと思います 素晴らしい映画でした☺️ 二回しか観に行けませんでしたがもうすぐブルーデーが出ますので買って家でゆっくり観たいと思います

気になっていた映画をAmazonPrimeでやっと見ました～こんなに哲学的で面白い深い内容にびっくりしました～キャスティングも最高です～多国語のワーニャ伯父さんの舞台にも感動しました～特に韓国女性の手話の演技力に圧倒されました～いろんな実験的演出にびっくりしました～いろんな賞を取るだけの作品ですね～お二人の解説が素晴らしいです～もっと聞きたいです～ありがとうございました～

昨日劇場で3回目を観てきました（自分はハマった派です。このレビュー動画も複数回視聴してますｗ）。この先また何度も観かえしていきそうな気がします

日本アカデミー賞最優秀主演男優賞を受賞された西島秀俊さんに拍手です😌💓 受賞のコメントをされてるとき 目に涙を浮かべていましたね コメントの言葉も最高でした 作品賞も凄い テレビの前で大きな拍手を贈りました 本当に嬉しくて嬉しくて最高 大好きな西島秀俊さん これから先も良い映画に身を捧げて下さいね😁 おめでとうございます❤️

再上映を見てきました。 1回見ただけでは理解できない部分もあったので、いろんな人の感想・解説を見て噛み砕いてる所です。 お話に出ていた家福がなぜワーニャ叔父をやれなかった・やらなかったのは作品の中に拳銃で人を打つ場面を体の中に入れたら、高槻を殺してしまうと感覚的に思ったのだと思います。 だからこそ、高槻が連行されるシーンの前があの場面で印象に残ったり、拳銃を家福が拳銃を持っても打つシーンが無かったりしたのだと思います。 長々とすいません💦 まだ色々と考えることもありますが、総じて難しくて不思議な作品でした。

今日2回目を観て、最後の韓国のシーンの意味がやっと分かった（気がします）。 みさきがサーブを運転しているところで映画が終わって「DRIVE MY CAR」といタイトルが出てきます。つまりみさきは自分の車を運転しているといういうことです。 おそらくこのサーブは家福から譲り受けたものなのでしょう。これまでみさきは母親の車やゴミ収集車、家福の車の運転手として他人の車ばかりを運転してきました。ここで自分の車を運転しているということは、すなわち彼女が初めて自分の人生を生き始めたことを意味しているのでは。。。 よく考えたら、映画のタイトルが出てくるのはここが初めてなんです。つまり、この映画全体が、みさきの本当の人生の物語が始まるまでの、長い長いアバンタイトルなのではないでしょうか。

映画館で観て衝撃を受けました。早くNetflixに下りて観たい作品。 3人の人殺しの物語。 家福は妻からの告白から逃げて、妻を救えなかった。 みさきは虐待を受けた加害者の母を助けなかった。 高槻は直情的な暴力で、殴殺した。 裁かれたのは高槻だけだけど、心の傷は家福とみさきにも同様だった。 むしろ深いのではと、手話でのエピローグ泣けましたよ。じんわり。

昨日二回目、鑑賞してきました。 話の内容には重いものがあるのに、不思議と余韻に清々しいものがあります。 気になったこと・・・ 最初のプランでは、韓国・釜山でのロケ予定だったそうですが、 コロナのために広島に変更になったとか。 もし、釜山が舞台ならどんな映画になっていたのでしょうか？ 少し想像してみました。 話を自然なものにしようとすると、キャスティングが違ってくると思います。 ドライバーのみさき： 地元、釜山のドライバーを使うと思いますから、三浦透子さんではなく韓国人女優。 イケメン俳優・高槻： 盗撮をするファンと暴力沙汰のトラブルを起こし、結果殺してしまう。 日本人が韓国人を殺害した場合、その部分のインパクトが大きすぎるので、 高槻役は岡田将生さんではなく韓国人男優。 みさき役と高槻役を韓国人俳優が演じる場合、当然役名は韓国人の名前になりますが、 問題はコミュニケーションをどうするか。 日本語？韓国語？ それとも家福の西島秀俊は日本語、韓国人俳優は韓国語で話して、それでいて不思議と意思の疎通ができる？ うーん、やはり日本語が無難かな。 高槻役は、日本で舞台に出演していたので、日本語が話せても不自然ではない。 一方、みさき役の場合、車内での朗読が十分に聞き取れる語学力が必要ですが、 若い世代の韓国人が日本語堪能というのには理由付けが欲しい。 留学していたとか、日本生まれとか。キャラクターに影響してきそうです。 本作品（広島版）では、みさきは家福を伴って故郷の北海道に向かいますが、 釜山版では、どこへ行くのでしょう？ 北へ向かってソウル近くまで足を延ばすのか、西の光州あたりに行くのか？ みさき役が日本生まれとすると、海を渡って日本のどこかの生まれ故郷に向かうというのもありかな？ （短期間であれば、自家用車で日韓を行き来するのは特に問題がないようですから） ともあれ、広島版と釜山版ではかなり雰囲気が違うように思えます。

４ヶ月前には、まだ「シネマサロン」の存在を知りませんでしたからね。そうか、「ドライブ・マイ・カー」はこんな収録だったのか、と楽しみながら視聴を、2022年1月15日の朝に😃

村上春樹も読んで、ワーニャ叔父さんも読んで、期待してやっと観ることができたので、体が疲れてしまうほど一杯つまってて、こんな感情になったのは自分だけだと思ったのは間違いでした。ここで、かなりスッキリ語られてるのが非常に楽しかったです。

吉田大八監督が出てきたのがビックリだった！

昨日、「PASSION」を観たからか、また、「偶然と想像」、「ドライブ・マイ・カー」のレビューを視聴していました。 この収録時に、酒匂さんが、「ハッピーアワー」を観ていない⁉️😱ということを知り、なんとアンハッピーなんだ！とため息を😁

(　・ω・)3時間が短く思えました🎥 こんな映画が観られるのはありがたいことです 「大丈夫、生きていく、生きていける」というニュアンスで2人が寄り添う場面で「天気の子」のラストシーンが思い出されて感じるものがありました🙂三浦透子さんですし🎙️ 村上春樹は基本的に長編物しか読んでないのでこれから「女のいない男たち」を探してみようと思います

私にとっては不思議な重さを残した作品でした。徹頭徹尾家福は傷つきたくなかったし、おとのストーリーは彼女が秘密を知られた時の行動なのかも、と思ったら、まあ娘を失って傷ついた夫妻にとっては踏み込むには覚悟のいることだったろうな、とも思うと見終わってから、セリフやワーニャ伯父さんとの相似を意識せざるを得ない感じありました。

Blu-ray💿️を購入後、特典映像のメイキングを再生して最後まで視聴(２時間12分‼️と、通常の映画より長いかも⁉️)。 で、国内外の出演者がクランクアップする度に、涙しながら、チーム濱口の素晴らしさを絶賛し、この作品、メンバーと出逢いを宝物のように捉え、感謝する場面に、こちらも涙することに(メイキング映像を観て、普通はあり得ないこと😅)。 やはり、凄い映画だなあ、とあらためて思い知らされました➰👋😃

どうやったらここまで考察出来て記憶出来るの?凄すぎて言葉がでない

初回公開時はスルーしてたけど、再上映を機に見て来ましたが、私にはあまり響かなかったですね。 長いアバンタイトルのとこからあまり直感的に合わないと思ったんですが、急に岡田将生の説明調かつリアリティーの薄い長台詞にあれ？、北海道での突然の「サチ」エピソード説明とお涙芝居にあれあれ？となってしまいました。 何か、映画的と言うより演劇的かな？と。 どうせ突然ならもっとあのマーベル映画風のエンディングみたいな不思議な展開があちこちにあった方が良かったんじゃないかな？と思いました。

三浦透子さんはもちろん、岡田将生さんはどこか目が狂気じみていて『告白』『悪人』の頃から注目してたけど健在だったなと思いました。 0.5メートルじゃなくて0.5ミリですょ。 だいぶ距離のびてる〜👻👻✨

成田空港のホテルで嘘をついたのは、何事もなかったかのように振る舞う音に対して、自分も嘘をつくことで演技対決のようなバランスを家福がとっているか、もしくは「僕は今、海外にいるので君が何をしてたか知る由もないよ」と暗に言っているような気がしました。

小池栄子と親子役をやらせたいと言う竹内さんの発言で、今度三浦透子が『鎌倉殿の13人』に出演する理由が分かりましたので、非常に面白かったです。

私には苦手な映画でした😅 「スパイの妻」も私にはしっくり来ませんでした。どうも彼の作品は好みではないみたい💦　観終わって頭が痛くなってしまい、寝込んでしまいました。

成田のホテルで嘘をついたのは、 フライト延期で成田には一泊せず家に戻ってきたかも、と思わせたくなかったから。 何事もなく到着したと思わせたかったのだと思ってます。

いたって普通のお金のかかっていない日本作品。本場アカデミー賞作品賞ノミネートと聞いて、びっくり＆何故？。 傑作という人もいるので、自分は人とは相当、感性がずれているのかと心配になった。

最初日本じゃノーマーク、アメリカの賞でノミネートされてから騒がれるってのが日本、日本人らしい。

文学的、脚本的、シネマトグラフィー的には素晴らしい作品だと思えるけど、現実として見てしまうと魔法が解けて「ただのコミュ障同士のグダグダ劇」に見えてしまう気がする。そう言った理由で、エピローグのコロナ禍演出は夢が覚めてしまって嫌だった。頬の傷を整形手術で治した事を伝えたいだけなら、マスク以外でも出来た気がする

『ドライブマイカー』解説動画を漁りながら辿り着いた、このチャンネル初めて見たけど、 悲しいかな、青シャツの人読解力、記憶力低くて話が噛み合わないね💦

近くの映画館で再映してくれたので見逃していたのを見ることができました。 相手や、自分に深く向き合えない自分のことが描かれていると感じ、 すごい映画、良い映画なんですが、気楽に見れない映画でした。 浮気現場でそっとドアを締めたり、成田のホテルで嘘をついたりも非常にわかります。 これに呼応して描かれているのは霧島れいかがセックスのときに、 西島秀俊には見えない角度で見せる空恐ろしい表情だと思います。 長い中盤では自分の車を運転する三浦透子と演劇とでさらに重層的になり、 自分の人生の中でも岡田将生が現れており、そこからの揺さぶられる展開も非常に興味深く観ました。 つくづく深みのある映画でした。 西島秀俊が舞台に立つところと韓国の場面が合わせてエピローグと捉えましたが、 そこは自分には訪れていません。 そういう自分にない世界も見せてくれるのが映画の良いところですね。 アカデミー賞効果もありまだまだ見る人増えるでしょうし、 シネマサロンでも第２段の語り合い期待してます。 生配信でどうですか？

これを引き継いマスカレードナイトのお粗末さといったら。なんでこの映画が１か月しか上映されなかったのか。１年中上映してもいいと思う。これが人生最後の映画になってもいい。

批判的なコメントがあってほっとしました。わたしには合わないなあ。映画や文学って 「それでも元気を出して生きていこう」っていうありきたりな結論ではあまり感動を えられないというか、、「サムライ」のように自分の哲学に従って黙って死ぬエンディング でこそ感動を与えると思うんです。理屈を言葉で長々と解説するのではなく行動で示す作品。

たぶん「さけるグミ」のCMに通じる。あちこちに細かい伏線撒いていちいち拾っていく。精巧に脚本を作りすぎて逆に途中から先が見えてしまった。素人にはつまらなすぎる作品。

クルマとタバコについて語っていない

わけのわからないつまらない映画でした。いくら理屈を語られてもつまらないものはつまらない。見終わって舌打ちしてしまいました。

去年の公開時に３時間も頑張って観ましたが、これは個人的には余り心に響かないダメ映画でした。 村上春樹の原作の魅力が全く出てない上に、監督が原作を勝手に作り変えてるところもダメで、肝心のラストもダメ。 主役西島の演技も微妙だし、ドライバー役の女性も魅力を全く感じないし、何でこんな女性を選んだのか？も大きな疑問でした。 邦画では最近観た『弟とアンドロイドと僕』の方が好きです。こちらは難解ながらも映画的な魅力を感じる面白い作品でした。