記事はこちら→www.sankei.com/entertainments/news/190803/ent1908030001-n1.html
日本における本格的な野外ロックフェスの草分けとして知られる「フジロック・フェスティバル」が、参加した英国の著名ロック・アーティストたちから絶賛されている。世界のほかのどこにもない「特別な場所」とまで称賛される理由は何か。英語ニュース・オピニオンサイト「JAPAN Forward」(JF)取材班が7月26日から3日間、フジロックに乗り込み、その魅力に迫った。
JFの取材に応じた英国のデジタルロックのパイオニアで、世界的に知られるケミカル・ブラザーズは、フェスの多くがスポンサーによる商品などの宣伝・広告に主眼が置かれているのに対し、主催者と観客、アーティストが協力してイベントを一緒に作り上げているのがフジロックの魅力だという。
フジロックに魅了され、1999年から参加しているというエド・シモンズはJFに「フジロックが大好きだ。愛すべきフェスティバル精神が息づいていることに驚いている。参加できて光栄だ」と語った。
トム・ローランドは「ホント、フジロックは特別な場所さ。ほかのフェスとの違いは、このフェスには精神が生きている。何より、音楽を愛している人たちがこのフェスを動かしている。英国のグラストンベリー・フェスティバルを彷彿とさせ、演奏していて楽しい場所だ」と強調した。
フジロックは今年で23回目。台風6号の影響による悪天候で一部のイベントはキャンセルとなったが、主催者側の発表で13万人が参加し無事終了した。
来年は、2020東京五輪の後、パラリンピック直前の8月21日から3日間開かれる。世界で「特別な場所」のフジロックは、さらに注目されることになるかもしれない。
2 авг 2019