終戦直後にアメリカ軍によって処分された旧日本海軍の潜水艦が、長崎沖で海底に突き刺さった状態で発見された。
アメリカが終戦翌年に撮影した映像には、港を出た旧日本海軍の潜水艦が長崎県の沖合でアメリカ軍の艦砲射撃によって沈没処分されている様子が映っている。
今回、この海域を大学教授らの研究グループが音波探査したところ、旧日本海軍の潜水艦が海底に突き刺さった状態で発見されたという。
撮影された画像には、ほぼ垂直にそびえる潜水艦が写っている。艦首とみられる部分の高さは約60メートル。艦橋より後ろが海底に刺さっているとみられる。艦橋には潜望鏡やマストなど3本のポールが見える。周りに見える細かい点は魚影だという。
ラ・プロンジェ深海工学会・浦環代表理事「(戦後)70年間こんなふうにずっとそこで立っていたかと思うとエンジニアとしては感動しました」
この海域では、2015年、日本テレビが当時、世界最大の伊402を発見していた。研究グループは今後、複数沈められた潜水艦のうちのどれにあたるか特定したいとしている。
www.news24.jp/articles/2017/05...
24 май 2017