映画『博士と彼女のセオリー』エディ・レッドメイン＆監督が明かす舞台裏 

自分の障がいを考慮して、ここまでコミュニケーションがうまく取れないにもかかわらず支えてくれた妻への感謝の気持ちを込めて、浮気を許したと僕は思いました！ 浮気はもちろん悪いことですが、妻の一種の罪を愛でカバーしたのがスティーブンだともいえますね。 妻も自分の過ちに気付いてるからこそあえて打ち明けなかったわけで、それに気がついたスティーブンが介護士とアメリカに行くと自分から言うことで、ある意味妻の浮気を許し、少しでも妻を尊重して、気持ちを楽にさせようという意図があると思います。 スティーブンからしてみれば妻は自分の障がいのせいで好きなようにできなかったと負い目を感じてたのではないのでしょうか。 相思相愛→ジェーンが夫の子供を精一杯一人で育てる→スティーブンの相手を思いやる、尊重するという愛のかたちの変遷がこの物語にはあると僕は思います。