「赤い彗星」とも呼ばれる全国屈指の強豪校、東福岡高校サッカー部の総監督が部員に体罰を加えたとして、辞任していたことが分かりました。
東福岡高校によりますと、サッカー部の志波芳則総監督(72)は先月18日、部の寮での入浴時間を守らないなど規則を破った部員1人の頬を1回平手打ちしたということです。
部員にけがはありませんでした。
関係者から報告を受けた学校は、志波総監督本人や部員への聞き取りで事実を確認し、志波総監督は責任を取る形で5日に辞表を提出しました。
志波総監督は約50年間、サッカー部の指導に携わり、全国高校選手権で3度優勝したほか、1997年には公式戦無敗で3冠を達成するなど、同校を全国屈指の強豪に導くとともに、Wカップでも活躍した長友佑都選手など多くのプロ選手も育てています。
志波総監督は「感情が出てしまった」と話していて、東福岡高校は「辞任は残念だが、体罰はあってはならない。再発防止に努める」とコメントしています。
21 окт 2024