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樋口真嗣監督と× 市川紗椰が超マニアック対談/日本語劇場版『サンダーバード55/GOGO』特別映像 

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日本語劇場版『サンダーバード55/GOGO』 樋口真嗣 ✕ 市川紗椰対談
1965年にイギリスで放送を開始し、半世紀以上にわたり世代を超えて愛され続けている特撮テレビ番組『サンダーバード』。その完全新作となる日本語劇場版『サンダーバード55/GOGO』が、来年22年1月7日より劇場上映、1月8日よりオンライン上映される。
2065年の近未来世界を舞台に、5つの救助用スーパーメカ「サンダーバード」を駆使して活動する国際救助隊の活躍を描くSF特撮ドラマ『サンダーバード』。日本でも本国イギリスでの放送から1年後の66年から放送を開始し、21年には放送開始55周年を迎えたことから「サンダーバード55周年プロジェクト」が発足。その目玉として公開されるのが、テレビ放映時の撮影手法を完全再現した最新作の日本語劇場版『サンダーバード55/GOGO』だ。
本作品は『サンダーバード』生誕50周年に合わせて、イギリス本国で制作された3本の「サンダーバード50周年記念エピソード」を、樋口真嗣が1本の劇場版作品として構成したもの。それぞれのエピソードは、放送当時に制作された3本の音声ドラマをもとに、『サンダーバード』研究者のスティーブン・ラリビエーが中心となって制作した。その原点を尊重した映像は、未発表エピソードが半世紀を超えて発見されたと錯覚するほどの驚きと感動に満ちた仕上がりとなっている。
自らも『サンダーバード』のファンであり、劇場版の構成を担当した樋口真嗣、鉄道ファンとして知られる“メカ好き”モデルの市川紗椰。世代の異なる2人に、日本語劇場版『サンダーバード55/GOGO』についての思いを語ってもらった。
市川:『サンダーバード』の新エピソードを改めて日本語劇場版として構成されたということですが、新エピソードがあるということはいつ頃知りましたか?
樋口:3年くらい前ですかね。特撮ものが好きな知り合いがやっている飲み屋があって、カウンターで飲んでいたらモニターに新エピソードが流れていたんです。いい意味で新エピソードに見えないっていうか、「なんだこれ、全話見ているはずなのに見落としてたものがあるのか?」って。何10年も『サンダーバード』好きを公言していたのが足元から崩れていく気がしました(笑)。
でも、なんか言えなかったんですよ。「え、この話見てないの?」なんて言われたら、一応こういう仕事をしている立場としては沽券に関わるから。やばいなと思っていたら、流れいてる映像は酒場の主人がクラウドファンディングの返礼でもらったBlu-rayだと聞いて、そこで初めて新作だって分かったんですよ。
市川:安心しますね(笑)。ドラマの音声だけがあったものをクラウドファンディングで新エピソードにしたとのことですが、そのお店のマスターがクラウドファンディングに参加されていたってことなんですね。
樋口:お金を集めて新エピソードを制作して、言っちゃえば完コピなんですけど、ビートルズ再結成したのに誰も気づかないみたいな。そういう感じなんですよね(笑)。
市川:ビートルズの知らない曲みたいな感じなんですね(笑)。実際クォリティすごいですよね。人形はそのまんま残っていて。
樋口:結構作り直したりとか、新しい要素とかもあるんだけど、我々だと自分だったらこうするとか、ちょっとカッコ良くしちゃったりするわけですよ。そこをグッとこらえいてるところが本当に素晴らしいなと思いましたね。
市川:前の技術のままやることにこだわったわけですよね。自分がそのエピソードを更新すると決まった時はどうでしたか?
樋口:夢のようでしたね。今回の作品で一番面白い要素って、今これを作ったことだと思っているんですよ。
市川:内容だけじゃなく、ということですか?
樋口:ええ、内容以上に。その文脈がないと「昔と同じですね」って言われてお終いになっちゃうので。全然世代が違う人たちが、この作品を当時と同じように作っていることに、僕はものすごい感動したんですよ。だから日本語劇場版はインタビューから始まるんです。プロデューサーのラリビエーさんと本作品の監督の話から始まって、それから本編を見てみましょうという構成にしました。
市川:完全オリジナルを作れるとしたらどんなストーリーにしますか?
樋口:自分がやりたいというわけではなく、誰かやってくれないかなって感じなんですけど、漠然と思っているのは最終回ですね。テレビシリーズって最終回がなくて、シーズン2とかシーズン3とかって続いていくものが多く、『サンダーバード』も多分そうするつもりだったんです。でも、やりたいことがどんどん変わっていって、最後は5年後くらいに『謎の円盤UFO』っていうドラマになり、とうとう登場人物を人形じゃなくて人間で撮ってるんですよ。出てくるメカは似ているんですけど、なぜか全員人間なんです(笑)。
人間に近づけた結果、最後は人間になっちゃう。ピノキオみたいな感じ(笑)。それから20何本作った後に映画を2本作ったんですけど、それを最後にもう続きはないんです。だからぜひ最終回をやって欲しいですね。「さらばサンダーバード」とか! 絶対泣けると思うんですよ。最終回にふさわしい大災害や大事故、5機のメカが力を合わせてとか。調べたんですけど、実は5機同時に出てくることがないんですよ。
市川:それも制限というか、ストーリー的な背景があるんですか?
樋口:それはどうかな。気分で出してるじゃないですか(笑)。クリスマスの話とか、見学に来た子どもが「3号がいい」ってことで3号打ち上げてますからね。
市川:ありましたね(笑)。
樋口:ひどいなと思って(笑)。私物化してますよね、あんな秘密なのに。
市川:じゃあ、ペネロープもパーカーもみんな来て。それはテンション上がりますよね。
樋口:ひとつだけ問題あるのが、5号どうしようかなって。5号だけいつも宇宙にいるので、ひとりぼっちですけど、ついに仲間に入れてもらえる的な(笑)。ぜひ今回のイギリスのスタッフでやって欲しいなって、最終回を見たいなって思いますね。
市川:日本でも今回新しい声優陣で違和感なくできてますしね。
樋口:今回僕は声優さんのキャスティングに関わってはないですが、今、芸能界で一番黒柳徹子さん濃度が高い女優さんってことで、満島ひかりさんが起用されましたね。
樋口:黒柳徹子さん役をやってますからね! ということはもう、憑依は完了してると思って。
市川:まだ色々と可能性がありますね。スーパーマリオネーション自体もすごく未来がある技術だなと感じましたし、楽しくて止まんなくなっちゃいました。水の使い方が楽しくて、「水入っちゃうんだ!」って。MI5とかワニとか。
樋口:ワニはあれ、本物ですからね。
市川:そうですよね! 急に本物のワニ出てきましたよね! たまに手も明らかに人の手になりますよね。
樋口:スイッチを押すところや物を取る時は本物になるっていう。
市川:今回の新作も、雪男とか、ペネロープの服とかもお洒落で、あれを現代で作ってるっていうのも面白かったですし、すごく楽しかったです。原作の音声ドラマも聞いてみたんですが、そもそも音声ドラマって楽しいなって思いましたね!
樋口:今だと見逃がし配信とかもあるじゃないですか。信じられないかもしれませんけど、僕たちが子どもの頃ってビデオもなかったんですよ。その時代はカセットデッキをテレビの前に置いて録音して、母ちゃんがしゃべると「うるさい!」とか言ったりして。だから音が一番の記録というか、記憶を拡張させるものだったんですよね。
市川:そう思うとやっぱりイギリスのチームは、あれを作るのすごいプレッシャーだったでしょうね。音で聞くと自分のイマジネーションが広がって、それを超えるのってなかなか難しいじゃないですか。でもそれを成し遂げたって、改めてすごいですね。
樋口:本当、それぐらい『サンダーバード』を愛してるってことでしょうね。日本語劇場版を見て頂くと最初に監督たちのインタビューが入っているんですけど、それがもう愛に満ちてて素晴らしいのと、途中でオリジナル版のスタッフが参加するんですよ。人形を操っていた女性がおばあちゃんになって動かしたりとか、世代を超えて一緒に作っているのに感動しちゃうんですよね。
市川:日本の特撮の『ウルトラマン』とか『ゴジラ』だと、当時のスタッフが参加するにはハードルありそうですよね?
樋口:まぁみんなおじいさんで・・・・・・。でも、撮影で当時の方に参加してもらった例はありますよ。ウルトラマンは手から光線出すじゃないですか。あの光線のアニメーションを描いていた人が、まだ現役なんですよ! もう80何歳で未だに現役として仮面ライダーとかで光線を描いてるんです。その人に昔と同じようにとお願いして、ウルトラマンが出す光線のアニメーションを描いてもらいましたね。
僕らが真似すると、どうしても本物じゃないんですよね。今だったら綺麗にやっちゃうところも、ちょっとラフにしたりとか。それがかえって本物らしいっていうのがありますね。やっぱり今のお客さんに見てもらうとなるとCGになっちゃうけど、どこかで必ず昔の人の残したものをうまく取り入れていきたいと思います。
ーー市川さんとお話してみてどうでしたか?
樋口:失礼ながら同志というか、むしろ自分よりも作品の魅力を説明するのが上手なんですよ! 湘南モノレールとか乗ったことありますか?
市川:大好きです! 湘南モノレールは日本一、いや世界一エキサイティングな交通機関!
樋口:道路のギリギリを通るっていうね。
市川:やっぱり鉄道法が変わって、あんなギリギリに作れないんですよ。もっと高くしなきゃいけないし。しかもカーブもあってトンネルもあって。懸垂式モノレールは大好きです。
私、消費しかしてなくて、ちょっとでも生産する側の方々のお役に立てたらなと思っていたので、今日は本当に嬉しいです。お話を伺って、世代を超える特撮の魅力を感じましたね。あとは、やっぱり愛の深さですね。もっと色々と裏側の話とか聞きたいなって思いました。
樋口:実は『サンダーバード』のスタッフが『2001年宇宙の旅』(68年)の特撮に行って、そこからどんどん流れて『エイリアン』(79年)の1本目に参加しているんです。それにB班の監督だったブライアン・ジョンソンが『スター・ウォーズ エピソード5』をロンドンで撮ったり、A班の監督だったデレク・メディングスが『007』の特撮を撮るようになったんですよ。『サンダーバード』のやっていたことって、テレビや人形劇のフィールドだけじゃなくって、世界のSF映画の頂点に繋がってるんです。
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12 сен 2024

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