水底に沈んだ田子倉 

このような記録は貴重です。ご提供くださりありがとうございます。

日本山岳会福島支部の渡部展雄です。2021年10月、支部では「六十里越」の踏査に入りました。山岳古道を後世に残そうと全国120か所を選定し33の全国支部が活動しています。最終的には2025年にこれら120古道を上梓出版し、ネット配信をする計画で進めています。その過程で田子倉ダム完成の歴史を知りました。国策として進められた只見川電源開発に翻弄された田子倉の人々の苦悩、故郷を追われた悲しさを今更ながら想います。六十里越の田子倉側には手掘りのトンネルもあったとか。来年以降六十里越の調査に入ります。当時の吉田茂内閣とその秘書白洲次郎が只見でどのような策を弄したか、宮家を総動員して建設促進に当たったのかについても地元の人に教えていただきたく思います。

友人からの情報で見ることができました

私の会社に只見の目黒さんがいました。

古い地形図を見ると旧田子倉集落から西に少し進んだところに短い隧道で抜ける道があったようで気になる 今は隧道も水の底

母方の実家は只見町、田子倉の人が東京の東大泉に大勢、移住してるそうで。

貴重な映像を見ることが出来、子供の頃に賑わったダム建設景気を思い出しました。子供の頃には「電発」に雇用された人も多く、今は無くなった石伏地区の親戚の方も電発で仕事していました。多くの方の犠牲もあって得ている電気、特に今年は大切に使いたいものです。

惜しい、素晴らしい日本の宝です。

あの湖に50戸も集落があったんや

田子倉湖って時々、熊が泳いで渡る。

あの湖に集落が沈んでるの初めて知りましたΣ(ﾟﾛﾟ;)

只見町からダムを見るとあそこまで水があると思うと怖い！ この辺りの水害はダムが絡む。 只見線は令和４年１０月1日復旧、開通です。