浜辺の歌／倍賞千恵子 

作詞：林古渓
作曲：成田為三
編曲：小川寛興
昭和46年6月1日発売
｢さくら貝の歌－倍賞千恵子の日本の歌｣に収録
　この曲については、倍賞千恵子の世界の斎藤幸二プロデューサーの解説より。
　夏も終わり秋が来て、誰もいなくなった浜辺をロマンチックに詠った名歌。中学教師だった林古渓が東京音楽学校（現・東京芸術大学）の雑誌に作曲の試作用にと寄稿した詞に、学生だった成田為三が作曲した大正5年(1916)の作品です。八分の六拍子の伴奏にのるメロディは伸びやかで美しい。倍賞の歌は寂しげ、少々センチメンタルに聞こえますが、ハーブの音色とうまく溶け合って心地よく響きます。
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