海上自衛隊の飛行艇「新明和工業US-2」これヤバい！ 

実は、アグスタウェストランド AW609が与圧キャビン装備で旅客タイプの民間用ティルトローター機です。 また、軍用機には、MV-22オスプレイや、ベル V-280 Valorがあり、V-280は基本エンジンポッドは可変せず、プロペラ部分が稼働するため、高温の左右のエンジン排気が下方に噴出しないので従来のUH-60 ブラックホークの様に左右のサイドドアからコマンダーをロープ降下させることが可能で、機銃もセットできますが、MV-22は、高温からの危険防止でサイドには立ち入り禁止で、後部ドアが主になります。ところで、単純に富士山の標高は3776.12 m、約3700mとすると100m高度が上がると気温は0.6℃下がり、富士山頂の高度では地上から、(3776/100)x0.6=22.7℃ も下がることになります。つまり、地上が10℃の時には、後部のキャビン内温度は　-12.7℃にまで下がり、MV-22のヒーター能力・外気温+10℃でもキャビン内は、-2.7℃ になる訳で、海兵隊員の移動は高度を上げると寒さとの戦いになる訳です（笑）なので、巡航高度はそんなに高くないのです。 因みにMV-22＆V-280は与圧キャビンにトライしましたが、大型扉と機体強度保持の問題から解決できませんでした。残念！ 因みに、東京消防庁が、US-2を消防用として検討した結果、年間維持・整備費が莫大で残念した経緯があります。 新明和もHP上、消防用・旅客用・貨物用などバリエーションを提案し、ユニット方式でテストも行いましたが、維持管理費の問題や、インドでの商談では整備技術のレベルなどの問題で商談は全て破談になっています。しかし、最大の問題は、国際飛行が可能な型式証明が取れない事が、三菱のMRJやP-1哨戒機・C-2輸送機も同様です。ちなみにHONDAジェットは米国企業との合弁企業にすることで米国にて型式証明を難なく取得しました。いやらしいほどの米国の圧力を感じる事案です。追加情報ですと、その様な型式証明にかかわる国内法の問題から、現在、US-2の操縦資格は自衛隊員にしか許されていません。所詮、国内で民間運用は不可能なのです。

波高3メーターで離着水できる飛行艇は新明和の飛行艇だけ

そもそもが川西飛行機が前身の企業だしね

インドが興味示していたはず

有難うございました。PS-1は見たことあるんですけどね。US-2は知り合いがかかわっていましたので月島さんの漫画本も買いました。

@@mol74mol74 以前岩国市に住んでいたことがあり、PSやUSには興味がありました。本屋で立ち読みしていたら知人のスペシャルコメントがあり、懐かしく思い、その場で全巻入手しました。

@@yokewakkarun2351 岩国航空基地には、現在、露天展示されているPS-1（5813号機）があり、Googleマップ(34.131821547550004, 132.24768851978268　で座標検索 )でも、見る事ができますなぁ～ 露天展示のため、保存状態が懸念されとりますが・・・

引き合いそのものはあるらしいですよ。 ただ、武器輸出三原則と価格の問題が。

​@@N--T　戦闘兵器ではなく、海難救助機なので武器輸出規制には触れないと思うね。

二式大艇に興味示したアメリカが飛行艇を供与して参考にして開発したのがUS-1だったと思う