大阪市内では、4月中旬から熱中症が疑われる救急要請があるといいます。
消防局を取材しました。
ーーQ：この時期の熱中症での搬送はあるんですか？
【大阪市消防局 前田達也 救急課長】
「それほど暑くなくても、徐々に熱中症の件数が増えてくる時期になります。（隊員も）熱中症対策として暑熱順化というトレーニングを取り入れながら、暑さに強い体を作っていきます」
消防隊員は、この時期から暑熱順化の訓練を行います。
重さが30キロにもなるボンベや現場機材を担ぎ、階段を駆け上がります。
【大阪市消防局本部特別高度救助隊 木村剛 隊長】
「体感として何カ月か前からやっていって。真夏になってやったくらいでは追いつかないので。春先から始まって、真夏に向けて徐々に慣らしていくんです」
関西テレビ・橋本和花子キャスターも、特別に訓練に参加させてもらいました。防火衣は着用しましたが、ボンベは担がず階段を駆け上がります。それでも…
【橋本キャスター】
「きつい、きつすぎます。結構汗かいてます」
きつい訓練ではありますが、夏の火災現場での活動には大切な準備です。
【大阪市消防局本部特別高度救助隊 木村剛 隊長】
「（隊員じゃなくても）汗をかいて、体温を上げる運動とか、ちょっと心掛けると…」
【橋本キャスター】
「ある程度負荷をかけるのも大事なんですね」
【訓練を終えた隊員】
「汗かいてるんですけど全然大丈夫です。先輩方のように暑さに強くないので必死にくらいついていこうと思っています。夏に向けて今から頑張っていきます」
カンテレ「報道ランナー」2022年4月22日放送
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#消防 #暑熱順化
3 окт 2024
