ファイヤースターター初心者の私が、森の宝石と言われる[ファットウッド(肥松)】を使ったファイヤースターター着火の方法をご紹介します。
一般的に用いられる火口は、麻紐、チャークロス、ススキ穂、フェザースティックなど。
勿論これらの火口でも、慣れてる人なら容易にファイヤースターターで火熾しが出来ます。
ところが、これら火口だと着火はなんとかなっても、焚きつけ、ないし薪にまで着火させることがなかなか難しい。
ましてや焚きつけ、ないし薪が湿気っていたりすると、これはもう一筋縄ではいきません。
問題は火口への着火ではなく、火口から焚きつけ、ないし薪へ火を燃え移すことなのです。
「燃えやすい焚きつけを使えば問題ないよ」という声も聞こえてきそうですが、燃焼時間が短い火口だと、しっかり乾燥した焚きつけを用意しなければそうもいきません。
そもそも、火口と焚きつけの区別も意見の分かれるところですが、フェザースティックのように火口と焚きつけが一体となったものでも、2、3本使わないと薪にまで着火させるのは難しいこともしばしば。
無論、大量の松ぼっくりや杉皮などがあれば話は違うのですが、なるべく少量の火口で、尚且つコンディションの悪い焚きつけ、ないし薪で火熾しをするのなら、やはり火力と燃焼時間の長いファッドウッドは優秀かと思います。
ファイヤースターター着火のひとつの方法として、参考になれば幸いです。
バーナー・着火剤・ファイヤースターターマッチは便利ですが、手間暇かけた火熾しもまた一興、最後までご視聴下さいませ。
5 сен 2024