関西空港の開港から約３０年。第一ターミナル国際線の出国エリアが新しく生まれ変わりました。
１２月５日、大阪・関西万博の公認キャラクター「ミャクミャク」も駆けつけてオープニングセレモニーが行われました。今回のリノベーションで関空第一ターミナルの国際線の出国エリアが一新されました。
新国際線・出国エリアでは保安検査後のエリアが充実。高級ブランドの免税店のほか、関西第一号店となるラーメン店や、初めて空港に出店する寿司店など、２７店舗が新しく入り、搭乗の直前まで食事や買い物を楽しんだり、ゆっくり過ごしたりできるよう工夫されています。
このリノベーションは、インバウンドを含む国際線利用が８割と大半を占める中で、国内線を縮小して利用状況に見合った空港にしようというものです。万博を見据えて国際線の受け入れを年間４０００万人まで拡大する計画です。今回、より多くの搭乗客がスムーズに利用できるよう、出国審査場を中央に集約。自動化ゲートなども完備しました。
（関西エアポート 山谷佳之社長）「商品も見やすく、また楽しんでいただけるような工夫もしていますし、何よりも開放的だと思うんですね。コンパクトだけども気持ちのいい空港、そういうものを目指して、この空港を利用していただける旅客の皆さまに訴求していきたい」
今回の工事ではリノベーション全体のうち約７０％が完成。今後は保安検査場の拡充や国際線入国エリアの移設などを行い、２０２５年春のグランドオープンを目指します。
多くのインバウンド客が利用する関空。日本旅行でどんなお土産を買ったのか聞いてみました。
（中国から来た人）「こちらはお菓子です。あと２つお菓子の袋があります。このチョコレート（アルフォート）が好き」
（香港から来た人）「スイートポテト。ベリーグッド！」
（取材班）「そしてこちらはあんぽ柿（和歌山県産）ですね。和歌山に行かれたんですね」
（韓国から来た人）「ラーメンと薬と爪切り。お母さんへのプレゼント」
（リトアニアから来た人）「大阪に泊まって、犬を買いました。日本はとても良い柴犬いると聞ました。世界で最高の柴犬です」
（タイから来た人）「ＵＳＪに行ってきました。ハリーポッターの杖」
（中国から来た人）「ちいかわの人形。彼女がちいかわ好きなんです」
日本滞在を楽しんだ人たち。それぞれの思い出を持ち帰るようです。
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22 авг 2024
