笑顔の2分30秒　チアリーディング日本選手権 

　代々木第1体育館で8月27日、チアリーディングの日本一を決める大会が行われました。美しさと力強さを兼ね備えた演技は動画でお楽しみください。
　今年で36回目となるチアリーディング日本選手権は、個人の力はもちろん、仲間を信じる心の強さが試されるチーム競技です。演技時間は2分30秒間で、選手たちはこのわずかな時間に全てを懸けて踊ります。
　大会最後のプログラムとして行われた「チアダンス」の決勝のうち8人以上で構成されるラージグループスのジュニア部門では、IPUスポーツアカデミーが得意の柔軟性を生かした演技で初優勝を果たしました。最後のジュニア出場となった中学3年生の中村結希乃キャプテンは「このチームで踊れる最後のチアダンス団体だったので、優勝はとてもうれしい」と喜びを語りました。
　また、同じジュニア部門にはメンバー全員が小学2年生という「シャイニーズB」も出場しました。小さな8人のチアダンサーが最後まで笑顔を絶やさず2分30秒を踊り切ると、客席からだけでなくライバルチームからも温かい拍手が送られました。メンバーの小林葉奈さんは「最初は緊張して間違えたらどうしようと思ったが、それでも笑顔でずっといれば大丈夫だと思って演技したらとても上手に踊れたので良かった。今度も頑張ります」と話しました。