第36回　ハイデガー　存在と時間　2016.11.29 

ハイデガーは、一とおり、知っといた方が、いいよ。

きれいな声で話すことにしましょう。

存在と時間、難書と言われるわりに、けっこう分かりやすい主張。放送お聞きになった後、リラックスした気持ちで、再び、訳書にあたってみてください。ハイデガーを理解すること、二十世紀の哲学を理解することです。

ハイデガーを分かりやすく、お話ししましょう。

確かに「時間性」と言う時、民族に限定する必要なく、もし生物、地球の時間性が自分たちに流れこんでいる、と考えるなら、ハイデガー解釈もガラリと変わりますね。偏狭なナショナリズムを鼓舞でなく、生物、地球も含めた歴史の拡大。そんな解釈もありえますね。

@@DreamRadio3 西洋哲学の限界かもと、ついつい簡単に口にしてしまいそうになりました

ハイデガー哲学の新しい可能性が開けそうなアイディアですね。

素晴らしい解釈。です！ 茂木誠さんの〔ジオヒストリー〕とも親和する日本版時間性理論が誕生しそう。

あったでしょう。

時間の非実在性については、私も最近、ずっと考えています。

つまり、時間、死あたりからが、違う方程式になっていきますから

ハイデガーとナチスの関連、大学時代の哲学、哲学史を聴いてる感じ、おもしろかったです、現象学、構造主義も聴いてみようかな

今、ふりかえって、存在と時間は二十世紀最大の哲学書。このお正月、ひもといてみては、いかがでしょうか。翻訳もさまざまに出ています。

私は1.5倍速にして聞いています。