築70年のボロ作業場を直したい【リフォーム】トタン屋根ペンキ塗り挑戦するアラフォー 

塚原様　お早うございます。『参考用』塗装の基本は下地処理に有り。動画の中で簡単ですが錆落としをして有りますとの説明をされていましたが、正解です。 ｶﾗｰﾄﾀﾝは、もともと冷延鋼板を酸洗いという下地処理を行います。これは酸で洗って圧延時に付着した表面の油やｽｹｰﾙを溶かして綺麗な素地にします。その板に ﾗｲﾝで吹き付け塗装を行い焼き付け乾燥して出来上がります。非常に良好な塗膜を持つ材料となりますので塗装膜厚40～50μ程度でも見た目も良くまた耐久性が 有ります。もともとの板が薄いのでｻﾝﾄﾞﾍﾟｰﾊﾟｰを掛ける程度が下地調整としては限界ですね。 良く塗装ﾒｰｶｰさんの説明で錆落としも入らずそのまま塗れますと云う詠い文句を聞きますが、塗装の善し悪し耐久性は素地調整で決まります。 仕事では、ｻﾝﾄﾞ・ｼｮｯﾄﾌﾞﾗｽﾄを使う、対象材料に寄っては酸洗いを行いますが、鉄の表面の油・錆などを完全に除去したﾎﾜｲﾄの状態に持って行き塗装を行います。 ここまで素地調整を行っていれば、極端な言い方ですが、安い塗料でも十分に持ちます。私も仕事で大手塗料ﾒｰｶｰ(敢えて名前は出しませんが)　前述の 下地調整が不要ですと言われたところが2社有りました。物は試しで私の担当した機械設備で問題無い部分に使用しましたが、役に立ちませんでした。 一般家庭とは環境的な違いも有ります。そのﾒｰｶｰさんは、その数年後にはＰＲ内容を全て撤回したことを良く覚えています。塗料の代理店のﾍﾞﾃﾗﾝの方が 当時、ﾒｰｶｰの方と相反する意見で、ﾒｰｶｰは、そう言うけれど塗装は下地ですと言い切ったことを思い出します。 よって出来ることを無理せずされることをお勧め致しますが、基本を理解して判断をされることをお勧め致します。