絶対に検索してはいけないと言われている事故【ゆっくり解説】 

臨界事故はコストカットによる現場作業の過度な効率化が原因であり、作業員に工程の短縮を強要するような杜撰管理をしていたJCO側に全責任がありますが、風評被害についてはメディアや学校教育の無知無責任に寄る処が大きいです。内部被曝は核実験やチェルノブイリの時も騒がれましたが、どの程度の摂取量になれば健康被害が懸念されるなど具体的な解説は殆どないまま、危険や不安を煽る報道に終始していたし、１Fの時は更に酷く、福島県内では放射能濃度が定量的に安全、心情的にも安心であると確認されている農水産物ですら、そうした事実について県外のメディアは殆ど報道しませんでした。学校でも放射線教育の副読本を配りながら、チェルノブイリ、JCO、そして１Fの後も全く授業では取り上げられていません。もし小学生からきちんと放射線について学ぶ機会があれば、風評被害や差別を助長する雰囲気は今ほど醸成されたなかったのではないかと思います。

多分Pさん=大内さん、Qさん=篠原さんの事だと思うんだけど、事故からPさんが83日後、Qさんが211日後に亡くなってます。

人間ってメンテナンス機能を失うと、あとは朽ちて自然に還るんだな…