能登半島地震の発生からきょう(1日)で半年となりました。地震による死者は、災害関連死を含めて299人となる見通しです。
元日に発生して甚大な被害をもたらした能登半島地震による死者は2016年の熊本地震を上回る299人に上る見通しで、そのうち避難生活で体調を崩すなどして亡くなった「災害関連死」は認定が決まった人も含め70人だということです。災害関連死は200人を超える申請が出ていて犠牲者は今後さらに増える恐れがあります。
また石川県の被災地では、全壊や半壊した住宅などを自治体が解体する、「公費解体」の完了数が4%にとどまることが分かりました。公費解体の申請総数は先月24日時点で2万865棟ですが、解体が完了したのはそのうち911棟で、石川県は、来年10月の解体完了を目指しているということです。
29 июн 2024