航空自衛隊は創設以来、日本の大空を舞台に活動を展開してきたが、現在は宇宙・電磁波・サイバーという分野へも視野を広げ、今まさに新しい時代への扉が開かれている。
「誇虹(ここう)」とは、作曲者による造語である。
虹は七色からなる空のシンボルであるが、70周年という節目を虹に例えてみた。
虹が出る前には、必ず雨が降る。これまで諸先輩方が様々な苦難に立ち向かい、苦労と工夫を重ね築き上げてきた歴史と伝統を、これからの時代を担う航空自衛官一人一人が誇りに想い、美しい虹の出た空への新たな1ページを開いていって欲しいという願いを曲に込めた。
この曲は大きく前半と後半に分かれており、前半は幾多の苦難を乗り越えてきたこれまでの空への想い、そして後半はまだ見ぬ新しい空への想いを綴っている。
冒頭は70周年の記念すべき祝賀を考え、華やかな幕開けとなっている。
前半部分は、ブルーインパルスをはじめとする様々な航空機が自然豊かな祖国日本の空を飛び回る様子、また同時にそれを支える地上部隊の活躍、また日頃から心の支えとなっている隊員家族の温かな心配り、そして諸先輩方への敬意と感謝の気持ちを描いている。
勇壮な打楽器群によるドラムマーチを挟み、後半部分はこれから立ち向かっていく宇宙というさらに壮大な空のイメージを描いた。
曲のエンディング部分は、再び冒頭のモティーフを展開し、航空自衛隊がこれまで築き上げてきた歴史の回顧と伝統の継承を胸に、これからの航空自衛隊の飛躍的な活動を祈念し曲を締めくくっている。
解説・作曲:宮林英介(航空中央音楽隊)
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18 сен 2024