ミシン仕立て、行燈袴(あんどんばかま)の作り方です。
行燈袴とはスカート型で、馬乗り袴がズボン型です。
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■ 詳細ブログ記事
wkimono.tokyo/wp/?p=10125
■ 手順
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順序 作業
1 型紙を印刷
2 型紙をセロテープでつなぎ合わせる。
型紙を縫い代線に沿って裁ち落とす。
3 布地にアイロンをかけ、シワを取る
4 型紙をマチ針で固定
5 外側の縫い代線(点線)に沿って布を裁ち落とす
6 前ひも・後ろひもの型紙(端)と型紙(間)を使い、必要な長さになるまで型紙(間)を継ぎながら布地を切り落とす。
・前ひも:1本
・後ろひも:2本
7 布地の長さが紐の長さに足りない場合には、継ぎ足して良い。その際は、1~2cmの縫い代で、アイロンで縫い代を開いておく。
8 PP(ポリプロピレン)シートに腰板の型紙をセロテープで貼り付け、その形通りにハサミで切り落とす。
9 前後の身頃の出来上がり線に沿って折り、アイロンでクセを付ける。
・裾:出来上がり線までの縫い代を半分に折り、三つ折り
・相引き(左側と右側の、前後の身頃の接続部分):二つ折り
・投げ(相引きの上の斜め部分):三つ折り
・上側:二つ折り
10 前後の身頃の山・谷の線に沿って折り、アイロンでクセを付ける。
上の端と下の端は、洗濯バサミなどで折り目を固定しておく。
11 ひもの型紙(端)と型紙(間)を使い、アイロンで布地にクセを付ける。
12 腰板の布を出来上がり線と折り線で折り、アイロンでクセを付ける。
13 全ての型紙を
・前後の身頃
・前ひもと後ろひも
・腰板の布
・腰板
から取り外す。
アイロンでつけたクセを失わないように、再度マチ針で固定しておく。
14 前身頃の横半分と紐の横半分の位置を合わせ、紐を前身頃にかぶせ、ミシンの直線縫いで縫い付ける。
15 腰板の布の中に、腰板のPPシートを仕込む。
その上に
1.左右の後ろ紐
2.後ろ身頃
の順に乗せ、最後に腰板の布をかぶせる。
マチ針で固定しておく。
16 腰板の布の縁1~2mm辺りを直線縫いで縫い合わせる。
中のPPシートは縫わないようにする。
17 前後の身頃の投げ(斜め)の三つ折りを、ミシンの直線縫いで処理する。
18 ひもをミシンの直線縫いで縫い合わせる。
端は2.5mm、間は5mm程度に荒く縫っても良い。
19 前後の身頃を中表にして重ね、相引き(身頃の左右の接着部分)で縫い合わせる。
20 一度試着し、裾の高さを確認し、違えばアイロンをかけ直す。
21 相引きの縫い代をM字にたたみ、ミシンの直線縫いで縫い代処理する。
22 身頃の裾の三つ折りを、ミシンの直線縫いで処理する。
23 プリーツスプレーを使い、ヒダのクセを持続させる。
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30 авг 2022