軍艦旗の歌 

+Kouhaku Tuukawa 様、何時も有難う御座います。至りませんで恐縮です。

初めて聞いた時は原曲との違いに驚きましたが個人的には結構気に入ってるアレンジです。しかし丑松氏は憤慨しておられたんですね…自分の曲を魔改造されるのはあまりいい気分ではないのかもしれないですね。

@@user-uq2fn5ox9r さま 流石に海軍軍楽隊OBの演奏とあって、戦前の音は非常によく表現されていますが、その分残念です。 戦前録音ではよく分かりますが、Bメロの最初の(この録音では0:36〜)、低音と高音でメロディが別れている部分が最大の丑松さんの拘りです。 木管が高音の旋律を奏し、金管とSaxが低音の旋律を演奏することで互いが互いのメロディを装飾し合います。 低音部は大洋の波を、高音部は飛沫を蹴ってゆく艨艟が現れているようですよね。 この録音では残念ながら、高音部の旋律が削れてしまっており、旋律の飾り合いが楽しめません。 丑松さんはこのように、細部の細部までこだわりを貫いていたので、もっと豊かに表現して欲しかったのだと思います。

丁寧な解説感謝致します。 早速、おそらく戦前に収録されたであろう曲を探して聞いてみたところ、確かに高音部が存在することが分かりました。恥ずかしながら、ここまで細かく曲を聞き比べた事はなかったのでとても良い経験になりました。 丑松氏の拘りは残念ながら再現されませんでしたが、やはり海軍軍楽隊OBの演奏は素晴らしく、私はこのアレンジが大好きです。(笑)

@@user-uq2fn5ox9r さま サウンドがよく再現されていますし、音が生きて躍動していますよね！ 他の戦後録音には無い素晴らしい点で、歴史的価値も高いと思います。

これは元帝國海軍軍楽隊員有志の特別編成による貴重な演奏です。1975-1976年に収録されたもので、『海ゆかば－甦る栄光の海軍軍楽隊ー』というセット物レコードが、ソニーファミリークラブの通信販売で出ました。その中に所収されています。