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過客「季語散策Vol.1『第一話 老いらくの恋』」 

初句集『過客』黒木健一
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妹が垣根三味線草の花咲きぬ  蕪村
(いもがかきね しゃみせんぐさの はなさきぬ)
三味線草とはナズナのことです。
白い小さな花のあとに三味線のバチのような実をつけることから三味線草とよばれています。
蕪村は京都の芸妓「小糸」に入れこんでいました。
その関係は客と芸妓の関係を超えたものであったらしく、一門の長老から苦言を寄せられていました。
蕪村はこうした周囲からの忠告で、天明三年ついに小糸との縁を切りました。
その八ヶ月後に蕪村は68歳の生涯を閉じました。
ナズナの姿に蕪村の小糸への未だ断ち切れぬ想いがこめられているのでしょうか。
小糸の家の垣根には三味線草の花が咲いている。
しかしもうその門を開けて入ることはできません。
そして蕪村はもう一つの句を詠んでいます。
老いが恋忘れんとすれば時雨かな  (蕪村)
(おいがこい わすれんとすれば しぐれかな)
原稿&構成:黒木健一
ナレーター:宮内メグ
BGM: TAM 御伽草子
編集:中原久遠

Опубликовано:

 

1 окт 2024

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Комментарии : 11   
@藤村加代子-w4e
@藤村加代子-w4e Год назад
老いらくの恋。人は恋をしなくなったらおしまいのように思いますよ。
@kakyaku-961
@kakyaku-961 Год назад
モテる人は少数。恋は高嶺の花。だからバーチャルにみんないくのでしょうか?
@村山勉-w4r
@村山勉-w4r 19 дней назад
味がありますなぁ!
@kakyaku-961
@kakyaku-961 19 дней назад
ご視聴ありがとうございます。蕪村が亡くなった歳に並びました。
@平室鯛松
@平室鯛松 Год назад
蕪村の恋
@tsukinotaiko
@tsukinotaiko Год назад
小糸さんは幾つだったのでしょうね。情が意に絶たれたという生気にも通ずるお話だと思います。
@kakyaku-961
@kakyaku-961 Год назад
詳しくは知りません。多分二十歳以下だった可能性あります。江戸時代大奥で殿様の『御手付き』の無かった女性は数え歳25歳で大奥所払い。平均寿命50歳の時代では二十歳でも30歳くらいの感覚だったのかもしれません。
@ルリコモロズミ
@ルリコモロズミ 10 месяцев назад
こいをする暇もなしにもはや秋!
@kakyaku-961
@kakyaku-961 10 месяцев назад
ご視聴ありがとうございます。
@ルリコモロズミ
@ルリコモロズミ 10 месяцев назад
私の句とは・・・・どうでもいいや!若返ってうれしい!「恋すれば重ね重ねに過去の秋」これが私流!@@kakyaku-961
@ルリコモロズミ
@ルリコモロズミ 10 месяцев назад
句集!ガンバ応援!@@kakyaku-961
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