鎌倉武士の取り懸け、現代の弓道とは少し違う、鎌倉武士の弓の引き方を実験。 これは筑波大の松尾牧則先生による「素手で引いても痛くない取り懸け」と、「木弓故実摂録」、「後三年合戦絵巻」の図、室町時代の武将、多賀高忠による「高忠聞書」にある「富士の巻狩りの際、激しく使用したため頼朝の騎射手袋の親指と薬指の革が破れた」などの記述から推定しました。 慣れれば違和感なく引けます。弓力24kgの弓を使いました。現代の弓道の弓の引き方、取り懸けと堅帽子の弽は江戸時代に三十三間堂の矢通しで、一晩に強い弓で一万本余りもの矢を放つために進化したものとも言われています。 2021年12月25日、神奈川県小田原市にあるサドルバック牧場の「馬上弓くらべスクール」の合間に撮影しました。
27 дек 2021