飢餓海峡　OP 

この音楽があるから、 他の飢餓海峡が平凡に思えちゃう。

東映映画🎦🎬飢餓海峡。DVD📀📀で見ました。後に余韻がしばらく続く、素晴らしい作品でした。

水上勉の作品を読みたい！

スタッフが今村昌平とか小栗康平とか凄いね

追加コメント テレビ映画：飢餓海峡、では無く、映画：非行少女（1962年）、に関しては、 トップシーンの、酒場で若枝が、ビールを飲み、煙草を吸うシーンの演出…、 次に、JR金沢駅構内の食堂で、若枝と三郞が、実況中継の日本ミスユニバースコンテスト番組を食堂内のテレビで見るシーンの、 悪辣を感じさせるキリスト教演出（カソリック演出では無い）…、に、 この映画監督の、執念的と天才的が、出ていて、素晴らしい。

浦山 桐郎の映画作品は、 物事は、 白か黒のニ分類である、 とえがく、 キリスト教小説、 のような映画作品である。 従って、 カソリック映画ではなく、 キリスト教映画である。 また、 黒澤 明 映画に共通の、 人達は善人か悪人のどちらかである、 というのとも全然違って、 独特である。 例えば、 キリスト教のルールに照合すると、 このシチュエーションでは、 こんな演技をするのだが、 と、 演技指導し、 そして、 演出して、 その演技が出来ると、 そのカットは採用フィルムとなる、 というような映画の作り方ではないか…。 この場合、 撮影に使うフィルムが、 予定フィートの2~3倍にもなってしまうのであって、 それが、 他の映画監督たちから、 粘るウラヤマ、 と言われた理由ではないか。 次に、 どの映画も、 映画脚本に不備があり、 必要ないと思えるシーンがあって、 ガッカリする。 それで、 その独特な演出が台無しとなるのである。 しかし、 それでも、 カット毎の人物の配置、 移動撮影のキャメラの動かし方は非凡で、 ゆえに、 評価が分かれるのではないか。 天才的な演出が印象に残る 浦山 桐郎映画は、 第2作目の、 非行少女、　そして、東宝映画撮影所で撮影した、青春の門・筑豊篇、次に、 映画キャメラで撮影したテレビ映画、 飢餓海峡、 である。